プレイレポ/ボルジアの血族第一章 ヴァレンティーノ公チェーザレの時代
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[[プレイレポ/ボルジアの血族]]
#ref(366px-Cesareborgia.jpg,nolink)
伝 チェーザレの肖像画
**序 [#s0cf771b]
'''彼は、その日も栄光に輝いていた。'''
'''彼の生涯を彩ってきた様々なもの、'''
#ref(262px-Kardinalcoa.png,nolink,25%)
'''枢機卿の紅の衣、'''
#ref(VLT.jpg,nolink,nolink)
'''ヴァランスの公爵位、'''
((MEIOU、ValentinoisのCOA画像より))
#ref(教会の旗手.jpg,nolink,50%)
'''教皇軍司令官の地位、'''
#ref(200px-Urbino-Stemma.svg.png,nolink,33%)、
'''中伊の諸地域の支配者の座、'''
'''加えて、ナバラ王家の姫君、'''
'''麗しき妹、'''
'''才気の片鱗を見せる後継者である「甥」、'''
'''これらはその日も変わらず彼とともにあり、'''
'''太陽の光の如き彼の輝きも持続するものと思われた。'''
#br
#br
'''その月、彼は自身の影響下にあったシエナ市が代官を追放し...
'''独立の動きを示したことに対しての懲罰行動を計画していた...
'''その際に予想される最大の障害、'''
'''即ちシエナが未だに公式には神聖ローマ帝国に所属している...
'''皇帝が上位の君主権を主張して介入して来た場合の対応につ...
'''永年の同盟者であり、傭兵隊長として彼の軍の傘下ともなっ...
'''マントヴァ侯フランチェスコ2世・ゴンザーガと討議するこ...
'''そうして1523年の6月2日、'''
'''側近はシエナ攻めの本軍の指揮をとらせるために残し、'''
'''少数の小姓のみを供としてマントヴァ近郊の侯の陣営を訪う...
#br
#br
#br
#ref(Légended'Henri_III.jpg,nolink,66%)
#br
#br
#br
'''―― 彼の栄光はその日突然に終わった。'''
'''陣営に到着して後の死に様は伝えられていない。'''
'''後に検分された死体には、激しい斬り合いをしたと見えて、...
'''23箇所もの傷跡が残っていたという・・・・・・'''
**第一節 [#dbf2dad4]
#ref(1502勢力図.jpg,nolink)
ウルビーノは二領を有する教皇領の属国。 ナポリ王国は先の...
また、北伊に目を向けると、サヴォイア公領北部、ジェノヴァ...
1502年初頭、ヴァレンティーノ公チェーザレ・ボルジアは、
教皇領内に依然として残る小僭主達を駆逐するべく宣戦を布告...
教皇軍という御旗を持つチェーザレ配下の軍に対して
小僭主達の軍勢は士気に乏しく、
辛うじて数だけは集積したものの、ローマ近郊での
大規模な会戦で打ち破られた後は各個撃破の的となっている。
これにより教皇領を統一したチェーザレは、
父である教皇アレッサンドロ6世より、
中伊を統べる支配者の称号としてウルビーノ公爵位の叙勲を受...
これは教皇の宗主権を離れたボルジア家世襲のものとされ、
以後の教皇が世俗領奪回を主張してウルビーノ公領を攻撃する...
**第ニ節 [#p6b75d9e]
#ref(1517宗教勢力図.jpg,nolink,33%)
これらの余りに強引と言える親族登用主義には反発の声も強く、
独仏にてプロテスタント運動が巻き起こる。
あろうことかこれにフランス王ルイ12世その人が大いに加担し、
ついには自ら改宗して統治下の諸地域にこれを強制することと...
これによって、強引な征服によりそもそもの統治開始から反感...
信教までもを強制されたナポリの貴族及び民衆の怒りが爆発し...
既に中伊を統一して半島内で一大勢力を誇っていたチェーザレ...
10年前とは異なりフランス軍は中伊経由の陸路で鎮圧軍を派遣...
脆弱な海軍力しか持たないフランスは反乱軍の勢いに抗しえず、
1512年にはついに反乱軍は正式に独立、
地元貴族、ロッキ家のフェランテを王として戴いてナポリ王国...
この時期、チェーザレは新たな同盟相手をスペイン((正式には...
これによりイタリア半島には、
北部のフランス支配下の諸地域、
皇帝であるオーストリアを後ろ盾にするヴェネツィア、
中部のウルビーノとその影響下にある都市国家群、
南部に復活したナポリ、
シチリアを抑えるスペイン、
以上の勢力が鼎立し、互いに牽制しあって小康を得ることとな...
#ref(1513勢力図.png,nolink)
**第三節 [#t6428929]
#ref(Northern_Italy_in_1494.jpg,nolink,80%)
ヴェネツィア共和国――――
首都ヴェネツィアは交易で地中海世界一の繁栄を誇る港湾都市...
近年は対岸のヴェネト州の陸上領土でも活発な拡張活動を行う、
800年もの歴史を誇る共和国である。
その陸軍はイタリア最大の規模を有し、
外国の王侯とも互角に渡り合える強力なものであった。
然しながら、チェーザレによる中伊の制圧以後は、
皇帝マクシミリアンが北ドイツにおける異端鎮圧に
対処を余儀なくされていたこともあり、
フィレンツェ、シエナ等といった小都市国家群への影響力を、
スペインを後ろ盾としたウルビーノに比較して大幅に減じるこ...
これに危機感を抱いた共和国首脳部、十人委員会はある外交的...
即ち、現在小康状態にあるイタリア半島に、
新たな外国勢力を呼び込むことで波紋を生じさせるのである。
#br
#br
#ref(英西戦争.jpg,nolink)
#br
#br
新たなる戦の火種は北の最果てから訪れた。
ブリテン島北部の国、スコットランドで後継者なく国王が没し、
婚姻関係の入り乱れから継承戦争が勃発、
イングランドとスペインとの間で王位が争われることとなった。
既にアレッサンドロ6世は亡かったが、
後継の教皇に自身の意に沿うものを据えることに成功していた...
カトリック教会として公式にスペイン側の主張を支持すること...
イングランド出身の枢機卿を追放し、交戦状態に入る。
とは言え、遠いイングランドからイタリア半島に兵が送られて...
ウルビーノは実質は平和の只中にあった。
そこに急使が舞い込む。
なんと、ヴェネツィア共和国が公式にイングランドと同盟して
この戦争に参戦したのである!
#ref(ヴェネツィア参戦.jpg,nolink,66%)
フェラーラ、フィレンツェ、ピサ等は名目上チェーザレ側に立...
それらの軍の戦意は低く、また統率もとれていないため
実質の役には立たなかった。
やむを得ず、チェーザレは盟友マントヴァ侯フランチェスコ2世...
ヴェローナにてヴェネツィア軍に決戦を挑む。
戦いは熾烈を極めた。戦力の優位はヴェネツィアにあり、
尚且つ騎兵数の差は圧倒的なものがあった。
#ref(576px-Francis_at_Marignan.jpg,nolink)
陣頭に立って指揮するチェーザレ
しかし、チェーザレはフェラーラの工廠にて開発された新兵器...
また自らが危険を省みず前線に出て兵を鼓舞することにより、
兵力の差を跳ね返して甚大な被害をヴェネツィア軍に与え、撤...
これに乗じて一気にヴェネト地方を侵蝕しようと試みるが、
配下の小都市で突然の政変が相次ぎ、
チェーザレの代官達はある者は追放され、ある者は殺された。
ヴェネツィアの間諜の手によるものと思われる
これらの反乱にチェーザレは歯ぎしりするも、
結局の所自身で対処せざるを得ず、
仕方なくヴェネツィアと痛み分けの講和を結ぶ。
その夏、反乱を起こした都市にはチェーザレの粛清の嵐が吹き...
#ref(荒廃.jpg,nolink,80%)
虐殺に憤った無名の画家が残虐さを知らしめるために描いた絵...
この事件以後、それまでよりも一層ボルジア家の名は悪徳と暴...
**第四節 [#jf36d56f]
#ref(Francesco_II_Gonzaga.jpg,nolink,66%)
マントヴァ侯フランチェスコ2世。
16世紀初頭のイタリアを代表する武人として名高かった。
彼はある時、不安を覚えた。
初めは単なる現教皇の親族として興隆し、教皇亡き後は没落し...
過去に幾らでも居た教皇親族として考えていた。
然しながらボルジア家はアレッサンドロ6世亡き後も
チェーザレの才覚によって勢威を保っている。
いやむしろさらに増した力を手に入れている。
しかも、チェーザレは小僭主達を放逐した後に暗殺している。
彼の同輩であるコンドッティエレでチェーザレの牙に掛かった...
元々敵であった者のみならまだしも、
その配下にあった者も、何らかの理由で機嫌を損ねて滅ぼされ...
自分はこのまま、チェーザレに従っていて良いのだろうか?
彼の中に生まれた疑念は、ヴェネツィア大使や、
ボルジア家を嫌う妻イザベッラの吹きこむ、
凄まじい「チェーザレの悪意」なるものを容易く信じこませて...
そして、1523年の5月末。
その日届いたチェーザレからの知らせは、
「シエナ市が反旗を翻した故にこれを討伐する、援軍を送るよ...
また、皇帝による介入があった場合はマントヴァ近郊まで引き...
という高圧的なものであった。
詳細な打ち合わせは近々チェーザレ自身が直接そちらに赴いて...
彼の心中に生まれた感情が何であったかの記録は残っていない。
ただ、絵画に遺された彼の表情は、
暗い笑みを湛えるものであった・・・・・・
[[第ニ章へ>プレイレポ/ボルジアの血族/第二章 摂政ルクレツ...
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[[プレイレポ/ボルジアの血族]]
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伝 チェーザレの肖像画
**序 [#s0cf771b]
'''彼は、その日も栄光に輝いていた。'''
'''彼の生涯を彩ってきた様々なもの、'''
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'''枢機卿の紅の衣、'''
#ref(VLT.jpg,nolink,nolink)
'''ヴァランスの公爵位、'''
((MEIOU、ValentinoisのCOA画像より))
#ref(教会の旗手.jpg,nolink,50%)
'''教皇軍司令官の地位、'''
#ref(200px-Urbino-Stemma.svg.png,nolink,33%)、
'''中伊の諸地域の支配者の座、'''
'''加えて、ナバラ王家の姫君、'''
'''麗しき妹、'''
'''才気の片鱗を見せる後継者である「甥」、'''
'''これらはその日も変わらず彼とともにあり、'''
'''太陽の光の如き彼の輝きも持続するものと思われた。'''
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'''その月、彼は自身の影響下にあったシエナ市が代官を追放し...
'''独立の動きを示したことに対しての懲罰行動を計画していた...
'''その際に予想される最大の障害、'''
'''即ちシエナが未だに公式には神聖ローマ帝国に所属している...
'''皇帝が上位の君主権を主張して介入して来た場合の対応につ...
'''永年の同盟者であり、傭兵隊長として彼の軍の傘下ともなっ...
'''マントヴァ侯フランチェスコ2世・ゴンザーガと討議するこ...
'''そうして1523年の6月2日、'''
'''側近はシエナ攻めの本軍の指揮をとらせるために残し、'''
'''少数の小姓のみを供としてマントヴァ近郊の侯の陣営を訪う...
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'''―― 彼の栄光はその日突然に終わった。'''
'''陣営に到着して後の死に様は伝えられていない。'''
'''後に検分された死体には、激しい斬り合いをしたと見えて、...
'''23箇所もの傷跡が残っていたという・・・・・・'''
**第一節 [#dbf2dad4]
#ref(1502勢力図.jpg,nolink)
ウルビーノは二領を有する教皇領の属国。 ナポリ王国は先の...
また、北伊に目を向けると、サヴォイア公領北部、ジェノヴァ...
1502年初頭、ヴァレンティーノ公チェーザレ・ボルジアは、
教皇領内に依然として残る小僭主達を駆逐するべく宣戦を布告...
教皇軍という御旗を持つチェーザレ配下の軍に対して
小僭主達の軍勢は士気に乏しく、
辛うじて数だけは集積したものの、ローマ近郊での
大規模な会戦で打ち破られた後は各個撃破の的となっている。
これにより教皇領を統一したチェーザレは、
父である教皇アレッサンドロ6世より、
中伊を統べる支配者の称号としてウルビーノ公爵位の叙勲を受...
これは教皇の宗主権を離れたボルジア家世襲のものとされ、
以後の教皇が世俗領奪回を主張してウルビーノ公領を攻撃する...
**第ニ節 [#p6b75d9e]
#ref(1517宗教勢力図.jpg,nolink,33%)
これらの余りに強引と言える親族登用主義には反発の声も強く、
独仏にてプロテスタント運動が巻き起こる。
あろうことかこれにフランス王ルイ12世その人が大いに加担し、
ついには自ら改宗して統治下の諸地域にこれを強制することと...
これによって、強引な征服によりそもそもの統治開始から反感...
信教までもを強制されたナポリの貴族及び民衆の怒りが爆発し...
既に中伊を統一して半島内で一大勢力を誇っていたチェーザレ...
10年前とは異なりフランス軍は中伊経由の陸路で鎮圧軍を派遣...
脆弱な海軍力しか持たないフランスは反乱軍の勢いに抗しえず、
1512年にはついに反乱軍は正式に独立、
地元貴族、ロッキ家のフェランテを王として戴いてナポリ王国...
この時期、チェーザレは新たな同盟相手をスペイン((正式には...
これによりイタリア半島には、
北部のフランス支配下の諸地域、
皇帝であるオーストリアを後ろ盾にするヴェネツィア、
中部のウルビーノとその影響下にある都市国家群、
南部に復活したナポリ、
シチリアを抑えるスペイン、
以上の勢力が鼎立し、互いに牽制しあって小康を得ることとな...
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**第三節 [#t6428929]
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ヴェネツィア共和国――――
首都ヴェネツィアは交易で地中海世界一の繁栄を誇る港湾都市...
近年は対岸のヴェネト州の陸上領土でも活発な拡張活動を行う、
800年もの歴史を誇る共和国である。
その陸軍はイタリア最大の規模を有し、
外国の王侯とも互角に渡り合える強力なものであった。
然しながら、チェーザレによる中伊の制圧以後は、
皇帝マクシミリアンが北ドイツにおける異端鎮圧に
対処を余儀なくされていたこともあり、
フィレンツェ、シエナ等といった小都市国家群への影響力を、
スペインを後ろ盾としたウルビーノに比較して大幅に減じるこ...
これに危機感を抱いた共和国首脳部、十人委員会はある外交的...
即ち、現在小康状態にあるイタリア半島に、
新たな外国勢力を呼び込むことで波紋を生じさせるのである。
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#ref(英西戦争.jpg,nolink)
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新たなる戦の火種は北の最果てから訪れた。
ブリテン島北部の国、スコットランドで後継者なく国王が没し、
婚姻関係の入り乱れから継承戦争が勃発、
イングランドとスペインとの間で王位が争われることとなった。
既にアレッサンドロ6世は亡かったが、
後継の教皇に自身の意に沿うものを据えることに成功していた...
カトリック教会として公式にスペイン側の主張を支持すること...
イングランド出身の枢機卿を追放し、交戦状態に入る。
とは言え、遠いイングランドからイタリア半島に兵が送られて...
ウルビーノは実質は平和の只中にあった。
そこに急使が舞い込む。
なんと、ヴェネツィア共和国が公式にイングランドと同盟して
この戦争に参戦したのである!
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フェラーラ、フィレンツェ、ピサ等は名目上チェーザレ側に立...
それらの軍の戦意は低く、また統率もとれていないため
実質の役には立たなかった。
やむを得ず、チェーザレは盟友マントヴァ侯フランチェスコ2世...
ヴェローナにてヴェネツィア軍に決戦を挑む。
戦いは熾烈を極めた。戦力の優位はヴェネツィアにあり、
尚且つ騎兵数の差は圧倒的なものがあった。
#ref(576px-Francis_at_Marignan.jpg,nolink)
陣頭に立って指揮するチェーザレ
しかし、チェーザレはフェラーラの工廠にて開発された新兵器...
また自らが危険を省みず前線に出て兵を鼓舞することにより、
兵力の差を跳ね返して甚大な被害をヴェネツィア軍に与え、撤...
これに乗じて一気にヴェネト地方を侵蝕しようと試みるが、
配下の小都市で突然の政変が相次ぎ、
チェーザレの代官達はある者は追放され、ある者は殺された。
ヴェネツィアの間諜の手によるものと思われる
これらの反乱にチェーザレは歯ぎしりするも、
結局の所自身で対処せざるを得ず、
仕方なくヴェネツィアと痛み分けの講和を結ぶ。
その夏、反乱を起こした都市にはチェーザレの粛清の嵐が吹き...
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虐殺に憤った無名の画家が残虐さを知らしめるために描いた絵...
この事件以後、それまでよりも一層ボルジア家の名は悪徳と暴...
**第四節 [#jf36d56f]
#ref(Francesco_II_Gonzaga.jpg,nolink,66%)
マントヴァ侯フランチェスコ2世。
16世紀初頭のイタリアを代表する武人として名高かった。
彼はある時、不安を覚えた。
初めは単なる現教皇の親族として興隆し、教皇亡き後は没落し...
過去に幾らでも居た教皇親族として考えていた。
然しながらボルジア家はアレッサンドロ6世亡き後も
チェーザレの才覚によって勢威を保っている。
いやむしろさらに増した力を手に入れている。
しかも、チェーザレは小僭主達を放逐した後に暗殺している。
彼の同輩であるコンドッティエレでチェーザレの牙に掛かった...
元々敵であった者のみならまだしも、
その配下にあった者も、何らかの理由で機嫌を損ねて滅ぼされ...
自分はこのまま、チェーザレに従っていて良いのだろうか?
彼の中に生まれた疑念は、ヴェネツィア大使や、
ボルジア家を嫌う妻イザベッラの吹きこむ、
凄まじい「チェーザレの悪意」なるものを容易く信じこませて...
そして、1523年の5月末。
その日届いたチェーザレからの知らせは、
「シエナ市が反旗を翻した故にこれを討伐する、援軍を送るよ...
また、皇帝による介入があった場合はマントヴァ近郊まで引き...
という高圧的なものであった。
詳細な打ち合わせは近々チェーザレ自身が直接そちらに赴いて...
彼の心中に生まれた感情が何であったかの記録は残っていない。
ただ、絵画に遺された彼の表情は、
暗い笑みを湛えるものであった・・・・・・
[[第ニ章へ>プレイレポ/ボルジアの血族/第二章 摂政ルクレツ...
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