[[遊牧国家のすすめ―DWティムールで世界征服]]

*ティムールの序盤戦略手引き [#ie144f81]

**時間を進める前に [#dfd5db37]
まず経済状況の確認をする。
ティムールの安定度は0で、年間の総所得も0。
軍の維持はできるが、増設するだけの余裕はない……という状況である。
このままではいかんともしがたいので、まずは資金を安定度に振る。
なお、ティムールの技術グループは幸いにもイスラムだ。
西欧化は2回必要だが、遊牧民技術のキプチャクよりは遥かにマシだと考えよう。
また、海軍は使わないので維持費を最低に変更。

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次にスライダーだが、地方分権がMAXになっている。
西欧化のためには中央集権と革新主義に寄せねばならないが、初回は無視して陸軍主義に寄せる。
序盤の四面楚歌を乗り切るまでは安定度の低下が致命的なのと、陸軍の維持費を少しでも軽減したいという思惑がある。
ナショナルアイディアは……陸軍の栄光。安定度が回復し次第、軍事演習に切り替えたい。

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さて、反乱画面を見てみよう。
国家の西半分で、僅かに暴動発生の可能性がある。
この地域は異端のシーア派を信仰しており、不寛容で1%、遊牧民ペナルティで5%の暴動発生率が加算されているためだ。
反乱祭りは勘弁なので、アジャムを国の焦点に指定して、隣接プロヴィンスの暴動発生率を低下させた。
また、宮廷顧問に正当性増加と暴動発生率低下がいれば雇用しておく。
というのも、高い正当性は暴動発生率を低下させる上、宗教への寛容度も上げてくれる。
特に正当性が下がりすぎると(60%程度)反乱が頻発する上、税収の減少が危険域に達して詰んでしまう。
ティムールは異文化・異宗教が多いので、管理には細心の注意を払う必要がある。

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|アジャム周辺。異端のシーア派を信奉しており、反乱の温床となる。|

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最後に、外交・軍事状況を確認する。
ティムールは初期状態で11カ国と戦争しており、うち9カ国と国境を接している。

|&ref(SS3.jpg);|

|ティムールの外交状況。一見すると四面楚歌だが、北の遊牧国家が共闘してくれる。デリーとグルジア限定だけど。ジャライル領に中核州要求を持っているのが分かる。|

この中で要注意なのはマムルーク朝とオスマンだ。
強大な軍を持っているため、彼らとは早期和平を目指すことになる。
(ほとんどの場合、一月も時間を進めれば和平に応じてくれる)
二カ国に敗北を認めると正当性は計40%低下。ちょうど危険水準ぎりぎりになる。

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|&ref(SS4.jpg);|

|開始時の戦力状況。敵国の中では、マムルークとオスマンが飛び抜けている。|

東方で有力なのはデリーだが、彼らはオイラト・チャガタイとも交戦している。この期を逃さず征服したい。
デリーはムガル化の条件となるプロビを多数保持しているため、これらの確保は最優先で行う。

他は片手間に全土占領できる小国なので、主力を殲滅した上で包囲部隊をばらまけばいい。
特にジャライル朝には中核プロビがあるので、しっかりと獲得していきたい。
グルジアの金山、シンドのCOTも魅力的だ。

北方は遊牧民国家の同胞だ。正当性回復と友好のため、彼らとは婚姻を結んでおく。

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**さあ、征服の始まりだ!(北西方面軍) [#t628bb6e]

エルズルムの軍を均等に二分し、それぞれドゥガルディル・トレビゾントへ向かわせよう。
両国の軍を殲滅したら、ドゥガルディルの部隊は包囲部隊を残してエルズルムへ戻し、ティムールの三男坊ミラン・シャーに率いさせる。
エルズルムの軍を均等に二分し、それぞれドゥルカディル・トレビゾントへ向かわせよう。
両国の軍を殲滅したら、ドゥルカディルの部隊は包囲部隊を残してエルズルムへ戻し、ティムールの三男坊ミラン・シャーに率いさせる。
というのもエルズルムは防衛に適した河川付き丘陵で、しかもオスマンからの唯一の侵攻路だからである。
なお、ティムールの兄貴は戦死が怖いのでお留守番だ。

|&ref(SS1.jpg);|

|オスマンとマムルーク以外は小国の集まりだ。楽な相手から各個撃破したい。|

トレビゾントの部隊は包囲部隊を分離した後、グルジアの征服に向かわせる。
グルジアはキプチャクおよびカラ・コユンルとも戦争中なので、まさに早い者勝ちである。
敵主力の殲滅もそっちのけで、全土を包囲に向かう。

エルズルムでオスマン軍を待っていると、すぐに和平が可能となる。
早速敗北を認めて和平する。正当性20%低下。
フリーになったミラン・シャーの軍勢は、すぐさまグルジア軍主力を殲滅しに向かわせよう。
政務官が手に入ったら歴史絵巻を作っておく。暴動発生率低下と文化伝統の上昇が見込める。
後継者のお披露目も行いたいが、こっちも取ると資金面の不安がある。

まもなくドゥガルディル・トレビゾントが陥落、合流するだろう。
まもなくドゥルカディル・トレビゾントが陥落、合流するだろう。
オスマンとの再戦までに、ラザマン・チャンダル・カラマンを版図に加えておきたい。

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**さあ、征服の始まりだ!(南西方面軍) [#a753cfbe]

ヴァンの軍勢を二分して、ジャライル朝の征服に向かう。
片方の軍勢でジャライル朝主力を殲滅しつつ、もう片方を細分して全土にばらまこう。
ジャライル朝の部隊は簡単に壊滅するので、僅かな包囲部隊だけ残して、残りの全軍をヴァンへ戻そう。
この頃にはマムルークの軍勢が、国境付近まで迫っている。

アルジャウフなどマムルーク朝に接するプロヴィンスは、包囲が進んだら一瞬だけ解囲してやるといい。
というのも、マムルーク朝の軍勢は『ジャライル朝のプロヴィンス』へ侵入できない一方、
『ティムールに占領されたジャライル朝のプロヴィンス』へは侵入可能となるからだ。
意図的に占領を遅らせることで、和平までの時間を稼げる。

通常なら、ヴァンの地を踏まれる前にマムルークと和平できる。
敗北を認めるので、正当性が60%台にまで低下する。

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**さあ、征服の始まりだ!(南東方面軍) [#xe5e1f3e]

デリーに関しては、他の二方面とちょっと扱いが違う。
デリーの所持兵力は初期状態で1万2千ほどである。これはクエッタにいるティムール軍の半分に近い。
そこでシンド・カシミールを放置して、先にデリーの主力を潰すのが有効だ。

クエッタの軍勢から包囲部隊を2000×4分離させ、残った主力をデリーの軍にぶつける。
戦闘が始まったら、分離しておいた包囲部隊を迂回させ、ムガル化必須プロヴィンスに送り込む。
デリーの軍勢が壊滅すると、オイラトとチャガタイがデリー全土に部隊をばらまき始めるはずだ。
思惑通りに事が進んだら、安心してシンド・カシミールの両国を制圧できる。
なお、チャガタイ・オイラト両国は大抵、何も取らずに引き上げていく。
デリーを丸ごといただくために、和平のタイミングは見逃さないようにしたい。


|&ref(SS2.jpg);|

|デリーの軍勢はラダクでオイラトと戯れていることが多い。なお、赤で囲った州がムガル化に必要だ。|

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TIME:"2012-03-21 (水) 11:46:35"

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