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[[見てるだけHttT 16世紀]]
*17世紀のヨーロッパ [#x0328542]
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#ref(ヨーロッパ1615.jpg,left,around,ボヘミア);
 長らく、''恥知らず''の状態で跋扈していたボヘミアに正義の鉄槌が下されるときが来た。
 神聖ローマ帝国皇帝バイエルンの呼びかけにノルウェー・ハンガリー・オーストリア(滅亡後独立)・クロアチア・モルだビア・トランシルバニア・プロイセン・ギュイエンヌ・ブランデンブルグ・メクレンブルグ・プファルツ・ポメラニア・ザクセン・シレジア・スティリア・ユトレヒト・ハンザなど、神聖ローマ帝国のすべての国が参加した。
 ボヘミア軍は各地で奮闘したが衆寡敵せず破れた。
 東欧の雄リトアニアは、オスマン帝国に止めをさすべく侵攻。コンスタンチノープルの包囲を行う。しかし、オスマントルコは、ガレー船で対抗し、制海権を譲らなかったため、リトアニアがアナトリア地方に進入することができず戦争は長期化した。
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#ref(ヨーロッパ1620.jpg,left,around,ボヘミア);
 公開処刑と言っても良いボヘミアの戦後処理が行われた。
 国土回復・帝国解放の名のもとで行われた戦争であり、ボヘミア王国の土地は、旧来の支配者の元に返された。
 しかし、旧来の支配者とは、あくまでも詭弁であり、バイエルンが国土を大きくしたことは事実である。
 また、オーストリアが中規模の国となり、周囲の警戒を抱かせる。
 リトアニアとオスマン帝国の戦争は長期化し、リトアニア国内で反乱が頻発するようになる。
 ブルゴーニュに対抗するため、アラゴンとイギリスが婚姻をした。
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#ref(ヨーロッパ1640.jpg,left,around,オーストリア);
 リトアニアはオスマン帝国との戦闘に勝利し、コンスタンチノープル以外の領土を接収した。
 しかし、この長引く戦争で、ウクライナ地方が独立し、独立したウクライナとクリミアで覇権を争ったが、ウクライナが勝利し、この地域を収めることとなった。
 旧ボヘミア領の所有をめぐり、オーストリア、マゾヴィア、クロアチア、トランシルバニア、ボヘミアなどが対立した。この戦争の勝利者はオーストリアであり、マゾヴィアを除くほとんどの国は、オーストリアに飲み込まれた。
 長らく神聖ローマ帝国を悩ませていたブルゴーニュに、ボヘミアと同じく、帝国による懲罰を与えることにした。
 その結果、ネーデルランド地方が解放された。これにより、アントウェルペンで交易していた各国が自国に交易の中心地を設けた。この後、この地域の交易の中心地は細分化されたままとなる。
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#ref(ヨーロッパ1655.jpg,left,around,新秩序);
 ブルゴーニュに対する第2次侵攻が行われ、ブルゴーニュはさらに細かく分割された。国土は大きく2分されており、これで、ブルゴーニュの凋落は決定的になると誰もが考えた。
 2度のブルゴーニュと神聖ローマ帝国の戦争のさなか、着実に領土を拡大したオーストリアは、バルト海にまで進出した。ここに東欧の大国が成立したことになる。
 これまで東欧の大国であったリトアニアは、反乱が止まらない状態が続き、周辺各国に領土を分割されていった。
 バルカン半島は、オスマン帝国を征服したものの、本国から飛び地となり、ヴェネツィアに徐々に侵食されていく。

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#ref(ヨーロッパ1670.jpg,left,around,ブルゴーニュ);
 バイエルンの2度の侵攻で、落ち目になったブルゴーニュは、周辺各国の介入や反乱による独立で、領土を大きく減らした。
 1650年に滅ぼしたフランスなど、フランス諸侯の独立が目立つ。
 バルカン半島では、ヴェネツィアがリトアニアの飛び地を征服していった。
 ヴェネツィアの領土拡張は、泥棒のようであると評され、モスクワと並ぶ''恥知らず''になってしまった。
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#ref(ヨーロッパ1695.jpg,left,around,ブルゴーニュ); 
 このまま凋落すると思われたブルゴーニュであるが、フランス諸侯との競争に打ち勝ち、再度フランス統一を目指せるようになった。
 
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*国家統計 [#r1d38601]
 左から1700年、1650年、1600年となる。
|国名|収入|陸軍|海軍|交易|生産|統治|1650年|収入|陸軍|海軍|交易|生産|統治|1600年|収入|陸軍|海軍|交易|生産|統治|
|&color(green){''カスティーリャ''};|337.1|29|28|26|32|25| |231.9|23|23|22|28|22| |155.5|21|21|19|22|21|
|&color(red){''ヴェネツィア''};|263.8|32|32|34|33|33| |174.3|29|28|27|29|28| |106.3|22|22|22|23|22|
|&color(green){''キプロス''};|211.6|35|36|36|29|36| |80.1|22|30|31|23|31|down|101.6|17|22|25|20|25|
|&color(red){''バイエルン''};|195.4|31|30|30|33|31| |138.4|24|23|24|28|25| |67.2|21|21|21|22|21|
|&color(green){''モスクワ''};|156.4|29|27|23|30|22|down|152.3|24|22|21|23|22| |126.8|21|19|17|21|17|
|&color(red){''ブルゴーニュ''};|134.1|32|31|32|33|28| |103.9|29|27|28|29|25|down|157.7|21|21|19|22|21|
|&color(green){''ヴィジャナヤガル''};|87.9|17|12|13|17|10| |60.8|14|10|12|16|9| |42.0|10|9|11|10|9|
|&color(red){''オーストリア''};|87.6|30|29|29|32|27| |69.4|24|24|27|29|22|建国| | | | | | |
|&color(green){''マムルーク朝''};|86.8|21|21|21|27|18| |63.2|18|18|17|23|17| |53.2|17|16|14|17|14|
|&color(red){''明''};|84.1|16|9|11|17|9| |67.9|15|8|10|15|9| |59.1|9|8|8|10|9|
|&color(green){''イギリス''};|74.3|29|29|28|33|27| |66.4|23|24|23|23|22| |56.5|21|21|21|22|20|
|&color(red){''アラゴン''};|72.9|31|30|31|33|28|up|37.0|25|24|24|29|25| |26.8|21|21|21|23|21|
|&color(green){''ポルトガル''};|64.4|28|28|26|32|23| |46.8|23|23|22|28|22| |43.6|21|21|19|22|18|
|&color(red){''ノルウェー''};|61.6|31|31|29|33|27| |35.9|24|24|24|29|22| |25.9|21|21|21|23|19|
|&color(green){''ブルターニュ''};|60.5|31|31|29|34|31| |43.0|27|28|26|30|27| |51.3|22|23|22|25|22|
|&color(red){''ペルシア''};|59.5|22|21|21|31|20|down|52.8|19|18|17|25|17| |40.5|16|16|13|21|10|
|&color(green){''フィンランド''};|51.4|30|30|29|34|26|建国| | | | | | | | | | | | | |
|&color(red){''ハンザ''};|40.6|32|33|29|35|30|down|45.4|29|29|25|31|26| |39.0|23|24|22|26|22|
|&color(green){''ホラント''};|40.1|31|31|29|34|29| |35.6|27|27|27|31|25| | | | | | | |
|&color(red){''ハンブルグ''};|40.1|32|32|31|35|31|up| |25|25|25|29|23| | | | | | | |
|&color(green){''ビハール''};|39.8|16|11|14|22|9| |32.2|11|10|12|21|9| |25.2|9|8|10|17|9|
|&color(red){''ブランデンブルグ''};|38.6|29|29|28|32|26| | |24|24|23|29|22| | | | | | | |
|&color(green){''日本''};|38.5|14|9|12|21|9| | |11|9|11|17|9| | | | | | | |
|&color(red){''リトアニア''};|36.9|24|23|21|28|21|down|48.0|22|22|19|23|18||48.5|20|18|16|18|17|
|&color(red){''チャンパ''};|36.9|16|10|15|22|9| ||11|10|12|19|9| | | | | | | |
|&color(green){''フラバント''};|34.6|31|30|29|33|27| | |27|26|27|29|24| | | | | | | |
 一度、滅亡したオーストリアが再度ランクインしたのは、快挙
 1650年以降、交易の収入が、重要になって来ている。それに伴い、アジア、イスラム圏の国が順位を下げている。
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*交易推移 [#af0194eb]
|交易地名|1700年総額| |1650年総額| |1600年総額| |1550年総額|
|&color(red){''ヴェネツィア''};|1064.2| |1032.6| |1329.5| |796.9|
|&color(green){''江蘇''};|935.6| |788.8| |758.1| |668.5|
|&color(red){''カッチ''};|753.2| |262.7| | | | |
|&color(green){''ノヴゴルド''};|596.0| |434.5| |508.0| |463.7|
|&color(red){''トラキア''};|583.6| |350.1| | | | |
|&color(green){''リグーリア''};|567.0| |467.0| | | | |
|&color(red){''アンダルシア''};|539.0| |461.0| |464.8| |268.4|
|&color(green){''アストラハン''};|445.3| |434.3| | | | |
|&color(red){''ビハール''};|431.1| |593.7| |480.7| |378.7|
|&color(green){''アレクサンドリア''};|425.1| |391.5| |399.6| |270.0|
|&color(red){''カレー''};|417.2| | | | | | |
|&color(green){''リスボン''};|386.7| |234.9| | | | |
|&color(red){''ミース''};|370.5| |460.4| | | | |
|&color(green){''ヴュテンブルグ''};|364.5| | | | | | |
|&color(red){''サマルカンド''};|350.4| |377.9| |343.2| |250.0|
|&color(green){''グアテマラ''};|331.9| | | | | | |
|&color(red){''ブルゴーニュ''};|318.9| |263.2| | | | |
|&color(green){''フランケン''};|308.9| | | | | | |
|&color(red){''アントウェルペン''};|279.5| |363.3| |1750.2| |1160.9|
|&color(green){''ポズナン''};|274.9| | | | | | |
|&color(red){''ベルベラ''};|274.5| |212.9| | | | |
|&color(green){''マラッカ''};|270.2| |386.1| | | | |
|&color(red){''ロートリンゲン''};|249.6| |345.6| | | | |
|&color(green){''ポニー''};|240.8| | | | | | |
|&color(red){''ゴットランド''};|232.7| |187.9| | | | |
|&color(green){''ダンツィヒ''};|230.9| |438.8| |446.9| |新規|
|&color(red){''リューベック''};|224.5 ||377.0| |614.1| |1214.5|
|&color(green){''ホラント''};|203.7| | | | | | |
|&color(red){''ブレーメン''};|190.6| |216.0| | | | |
|&color(green){''サヴォア''};|166.9| | | | | | |
|&color(red){''リエンツ''};|141.5| | | | | | |
|&color(green){''キエフ''};|126.6| | | |340.1| |新規|
|&color(red){''ミュンヘン''};|116.2| | | | | | |
|&color(green){''ルッピン''};|113.2| | | | | | |
|&color(red){''プジャク''};|104.7| | | | | | |
|&color(green){''前ポンメルン''};|94.0| |212.8| | | | |
 ファールス、アラバマ、アストラハンは、消滅した
 ''リューベック''は、ドイツ各国が交易の中心地を新設したため、地位が大幅低下した。
 ''アントウェルペン''は、ブルゴーニュからフランドルが独立したあと、周辺各国が交易の中心地を新設したため、地位が大幅に低下した。
 ビハールは、ヴィジャナヤガルの領土拡張で、市場がカッチに奪われている。

TIME:"2010-08-20 (金) 13:16:01"

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