[[プレイレポ]]

 イタリア中の期待を一身に受けつつ、エルメス艦隊はローマを出航しました
提督はエルメス 搭乗兵5千を指揮するのはカミーロ 
まずは外海への玄関であるジブラルタル海峡を目指します
 美しい地中海 これが見納めになるでしょう
イタリア半島を離れるのはエルメスもプレイヤーも初めてのこと
ジブラルタル近海では各国の船がたくさん行きかっています 中には殖民船も

 ジブラルタルについた一行はカスティーリャ領内で一休み
ここでカミーロの軍隊を再搭乗させるのは忘れ空の船団で出航してしまったりしました
そんなうっかりエルメスさんは、この航海で悲しくもあほみたいな最期を遂げることに
なりますが、それはまだ先の話

**初めての外海 [#p66b5a76]
|#ref(544.jpg)|
|CENTER:軍団を乗せ忘れあわてて戻るあほなエルメス そして無意味にでかい画像|
 カスティーリャ観光を満喫した一行はいよいよ外海へ
ジブラルタルを出航しました アフリカ大陸を左に見ながら南へ南へ進みます
天気は良好 航海は順調です

そして1533年3月 カスティーリャ領の孤島カーポヴェルデに到着
初めてヨーロッパ以外の土地を踏んだイタリアの軍人はどんな気分なんでしょ?

ここで艦隊は早くも足止めを食らいます
この先にはカスティーリャ領はなく、ポルトガルに領土通行の許可を得なくてはいけません
しかしポルトガルはかたくなにそれを拒否 なんだかなー
ポルトガルは以前にも教皇を操って破門してくれたり いつもミラノに冷たい

交渉すること半年 ようやく許可をもらえたミラノはすぐに艦隊に使者を送ります
艦隊はカーポヴェルデを出発 いよいよ本格的にアフリカ大陸周航にはいるぞ

**アフリカ沿岸 [#qe020d88]
 南に進むにつれ暑くなっていきます
そう ここはすでに赤道直下 温暖なイタリア生まれの軍人とはいえ
この暑さにはうんざりのハズ せめて東南アジアのように美しい海とTバックのねえちゃんでも
いればいいのですが アフリカの西沿岸は無愛想な切り立った岸壁ばかり
おもしろくもなんともありません しかしあっついなあ!

かつてアフリカ暗黒大陸といわれ 当時の人々は荒涼たるサハラの荒地が延々と世界の果てまで
続くと思っていました
その土地を海から回りこんでやろうとする発想 ヨーロッパ人しかできない発想だったかも
しれません

艦隊は大西洋からギニア湾に入り、ゴールドコーストを東に回ります
ここがアフリカの南端と勘違いしてヌカ喜びした航海者がたくさんいたとかいないとか
 大航海時代初期の人々は南端に到着するのはずっと熱望しながら航海していました
それは決して義務感や冒険的達成感を求めてのことではありません
早く帰りたかったからです 当時赤道の暑さはヨーロッパ人の常識で考えられないもので、
南へ行くほどに暑くなり、最後には船も人間も燃えてしまうと考えられていたのです

 もちろんこのゲームの世界ではすでに16世紀も中ごろ
船員たちは勇気をもって南下します ギニア湾奥に入った艦隊はポルトガル領の
ボニーというかわいい名前の土地に停泊
熱帯の気候と乾燥した空気 そして中部アフリカの珍しい動植物をみたエルメスは
どんな感想を抱いたでしょう

|#ref(555.jpg)|
|CENTER:ギニア湾を航行するエルメス艦隊 当時はこの辺で熱病やねずみの被害が・・|
そのころ本国では、エルメスの航海情報を元に殖民を開始します
アツい上に分けのわからん土地へ無理やり移住者を送り込みます すまんね君たち
あっちには奴隷がいるよ!高くうれるよ!

 更に南下を続けるエルメス艦隊しかしこのあたりからはヨーロッパ人の姿はなく、
停泊できる港がありません 仕方なくボニーを拠点に周辺の海を探検します
カミーロの軍隊はあちこちに上陸しては未知の土地を探検します
途中 原住民に襲われたりしますが、最新装備のヨーロッパ軍が負けるはずありません

**喜望峰 [#ib8a1a4d]
 艦隊は思い切って寄航無しで限界までの航海にでます
なんにも無い沿岸をとぼとぼと南下 すると・・
あった!グッドホープ岬だ!アフリカの南端に到着しました 

ぐるっと回って北上した艦隊はここでおそらく世界最南端国家スワヒリに出会います
こんなアフリカの端っこに国家が しかもオスマンと婚姻関係にあったりペルシャに
大義名分を持っていたりして意外とインターナショナルです

ボニーまで帰るのがめんどくさくなったエルメスは、この土地を征服することにしました
おら カミーロ出番だぞ
スワヒリから3州奪ったミラノはここに金鉱があるのを発見 うひょ金だ

エルメス艦隊はここでしばらくのんびりします
実はこのころヨーロッパで大変な事が起こっており、エルメス艦隊に気が行かなかった
というのが本当の所ですが・・

実に数年 アフリカに駐屯したエルメスとカミーロはすっかりアフリカ親父になりました
ようやく航海を再開した親父たちは今度はアフリカを北上 するとここでオスマンの人々に出会いました ヨーロッパでは敵同士でしたが、ここでは懐かしく感じられます

**カレーの国と黄金の国とエルメスの最期 [#a703e89c]
こんどは東へのんびり航海 この辺は文明国が多いので寄港地には困りません
皆さん快くミラノに寄航許可をくれます 

ここまでくるのに数え切れないほどの海賊船を沈めました エルメスのおかげで
ミラノの海軍は強くなってきています

おぉ?前方に見えるのは? やったーインドだ!

インド南方にあるセイロン島を征服したミラノは東インド会社を成立します
この航海の目標は達成されました

エルメスよ よくやってくれた しかし冒険野郎エルメスは更に先へと船を進めるのです
美しい東南アジアの島々を抜け、エルメス艦隊が目指すのは、日出る国、伝説のジパング
かの国と貿易条約を結ぶんだ!

|#ref(556.jpg)|
|CENTER:この大陸ではどんな冒険が待っているかな?と思ったら細っ!|
しかし、その夢はかないませんでした
日本を目指した艦隊は、外洋でリアルに道に迷い、船の損傷で全滅したのです
日本はすぐそこでした

ミラノの視界を大きく広めてくれたエルメス艦隊は、プレイヤーの過失で
エルメス提督とともにその命運を終えました

しかし彼らが本国に伝えた世界の神秘はミラノの未来のエネルギーになるに違いありません

[[復讐と新生]]

TIME:"2010-05-10 (月) 02:23:15"

トップ   編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS