[[神聖にしてローマ的、尚且つ帝国]]

*序盤になすべきこと。ならびに序盤の戦略 [#e67eba90]

外交関係に注目したい。GC初頭のブランデンブルク辺境伯領はルクセンブルクの同君連合下位構成国である。そのため、外交のフリーハンドがなく、戦争もろくにできない。
なので、とっとと同君連合を破棄してしまいたい。
ちなみにどうしてもホーエンツォレルン朝でブランデンブルクをやりたい場合は1417年4月18日で開始するとフリードリヒ・フォン・ホーエンツォレルンでプレイできる。

まずは宮廷顧問を登用する。最初の宮廷顧問はランダムなのであまりに顔ぶれがぱっとしなかったら、リロードという手もある。
というわけで智謀家と財務官とを雇う。財務官が序盤にいると政策「酒類法」が可決できるので非常によい。わずかだが税収を上げてくれる。

次に政策スライダー。よいことずくめの中央集権化へ寄せるのは基本であるが、序盤にそれはできない。というのも中央集権化に寄せると、三分の二の確率で反乱が発生、三分の一の確率で安定度が下がるからだ。兵力が歩兵2000では対処のしようがない。(どの時代であっても6000程度の規模の反乱が起きる)。というわけで、私は技術コストを安くしたい人なので、革新主義にスライダーを動かした。運良く宮廷顧問が現れるイベントが起きた。

財政の項目を開く。このゲームの基本だが、可能な限り貨幣を鋳造しては、つまり収入を国庫に入れてはならない。インフレが起きるからだ。安定度が低めだが、序盤は小国であれば資金をつぎ込まなくてもすぐに回復する。
まずは国策を一つでも選択しておきたいので、統治技術にすべての予算をつぎ込む。
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|序盤の基本的な予算配分。国庫には1ダカットも入れない。|

宗教政策は個人的な趣味であまり選択しない。まあ、最初から選択可能になるものもいくつかある。とはいえ序盤は改宗成功率などほとんど意味がないので、(何故なら周辺国はみんなカトリックだから)選択の必要性もない。

軍事に関しては、すぐに戦争をするわけではないので維持費を最低に。文化政策も政務官がいないので何もできない。

他の内政的要素も、まず最初は何もやることがない。のんびり、兵力を追加しつつ、お金を貯めてゆく。

**ルクセンブルクに別れを [#q9d02b06]

本当のところブランデンブルクでプレイするにあたってこれが正しいのかわからないのだが……とりあえず、兵力を拡充しつつ、ルクセンブルクとの関係破棄のチャンスをうかがう。
五、六年もすれば四州あってドイツ諸侯の中では恵まれているブランデンブルクであれば、それなりの兵力が整うと思う。歩兵2000に騎兵3000を揃える。
というわけで、ルクセンブルクとの同盟を破棄。侵略戦争を開始。同君連合での下位構成国でも宣戦布告できる。早速、ツヴァイブリュッケン家からゲオルク・ヴィルヘルムが当主に迎えられる。内政7外交6軍事6と、優秀だ。
というわけで、1403年、ルクセンブルクとの同盟を破棄。侵略戦争を開始。同君連合での下位構成国でも宣戦布告できる。早速、ツヴァイブリュッケン家からゲオルク・ヴィルヘルムが当主に迎えられる。内政7外交6軍事6と、優秀だ。
ボヘミアの皇帝が動いたら絶望的なのだが、何もしてこない。どころかルクセンブルクの同盟国トリーアも動かない。こうなると彼我の戦力差はかなり圧倒的なので、さっくり勝てた。
圧倒的な勝利を収める。完全併合も可能だが今回の目的は同盟の破棄だけだ。こんな飛び地を得てもしょうがないし、悪評もはねあがるので、負けだけ認めさせて和平を結んだ。

この「お家騒動」のおかげで「正統性」が半減してしまう。正当性が減少すると、宗教寛容度が下がったり、代替わりの際に反乱が起きたり、婚姻を結んでいる勢力に玉座を要求されたりする。
正統性を上げる方法は二つあり、一つは他勢力と婚姻関係を結ぶこと。これによって一勢力あたり0.5%上昇する。それともう一つ、今回新しく加わった宮廷顧問の「大元帥」を雇用することである。ちょうど暇そうな五つ星の大元帥を発見。星五つなので5%上昇する。早速雇用する。

**内政の日々 [#hd0a7742]

HttTでの新要素、政務官。序盤は、なかなかたまらない。しかし、「国の焦点(national focus)」での政策や文化政策で活躍する存在である。
私は最初の政務官を人口調査に使ってしまったが、まずなすべきことは、首都で行える「官僚制の拡大」であろう。この政策を行えば政務官が年0.25増える。まずは四人ためてこの政策を実行したいところである。
なお、この「官僚制の拡大」を行うとまれに官僚によるクーデターというイベントが発生する。このイベントが発生すると、政務官全員を罷免して「官僚制の拡大」を廃止するか、政体が「官僚専制」に移行するかの二択となる。そのため、序盤から官僚専制国家を見かけることができ、また自国をそうすることもできる。

この頃になると、統治レベルが1上がって、寺院の建設と最初の国策の選択ができる。寺院は当面すぐにほしいわけではないので金に余裕があるときに立てるとして、まず最初の国策である。
ここは、定石どおり「国立銀行」を選ぶ。これによって、インフレ率が0.10下がり、ある程度金貨を鋳造することが可能となる。序盤の兵力維持費が大助かりである。
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|国庫にある程度金をためても、インフレにならない。|
それでも序盤はこつこつ金をためて五年に一つ寺院を建設するというようなやりくりではあるのだが。月の兵力維持費などを引いた収入が20前後である。

**神の名においてなすべきこと [#i2475875]

最初のミッションは「後ポンメルンの獲得」であった。このような侵略ミッションは非常に有用である。というのは、これによって大義名分を手に入れることができ、安定度の低下なしに戦争ができる。さらに目標プロヴィンスを獲得した際の悪評増加が抑えられるからだ。更にHttTでは大義名分のある戦争に皇帝は介入できない。
というわけで嬉々としてポメラニアに宣戦布告。
というわけで1408年、嬉々としてポメラニアに宣戦布告。
|#ref(hinterpommern_b_b.jpg)|
|安定度も下がらなければ悪評上昇も抑えられる。|
後ポンメルンはポメラニアの首都があるので割譲できないとして、とりあえず前ポンメルンを獲得。

このとき獲得したいささかの賠償金で、文化政策のタペストリー製作などをしてみる。文化伝統値は平和であれば自動的にあがるが、文化政策を行うことで更に上昇率が高まる。

休戦の終了を待って再度宣戦布告。ポメラニアを併合。「征服」の大義名分により、完全併合でも悪評上昇が少なくてすむ。更に、ポメラニアに独立保証をかけていたチュートン騎士団を撃破。ダンツィヒ、プウォツク、ヴァルミアを割譲させた。なお、チュートン騎士団からの割譲分に対しては大義名分が「なし」と見なされるので、通常どおりに悪評があがる。
休戦の終了を待って1414年に再度宣戦布告。ポメラニアを併合。「征服」の大義名分により、完全併合でも悪評上昇が少なくてすむ。更に、ポメラニアに独立保証をかけていたチュートン騎士団を撃破。ダンツィヒ、プウォツク、ヴァルミアを割譲させた。なお、チュートン騎士団からの割譲分に対しては大義名分が「なし」と見なされるので、通常どおりに悪評があがる。

賠償金でまた文化政策を実行。「最後の馬上槍試合」を行う。なんともロマンあふれるネーミングである。この政策は文化伝統だけでなく、陸軍伝統もあがる。15世紀中しかできないが、お得である。

さて、次の「神の名においてなすべきこと」はシレジア征服となった。しかし、シレジアを支配するボヘミアは強力な国家で、兵力も倍近い。ハンガリーと同盟を結んだので挟み撃ちにはできるのだが。できればもう少し周辺諸国を併呑して国力を高めたい。

と思っていたら、いきなりメクレンブルクに「侮辱」された。いったい何が目的なのか、それとも気に入らなかったのか。大義名分を手に入れたブランデンブルクは即刻メクレンブルクに宣戦布告。これを併合。

ここまでにそれなりの国威を手に入れたので、「影響圏の拡大」を行う。が、あまりこれといってメリットを感じない。影響下にある国家に何らかの干渉が行われたらその国家に対する大義名分を手に入れられるのだが、ボヘミアやオーストリアと亙り合えるほどの国力もないので……どうしようもない。

そのあと、ハンガリーが何度か戦争をはじめたので、同盟維持のために参戦。とはいってもボスニアやラグーザ相手なので何もすることはない。たまった文化伝統値で四つ星の陸軍改革論者や智謀家などを作りつつ、ボヘミアと亙り合えるだけの軍備を整える。

途中、同盟を結んだマインツがトリーアと戦争をはじめる。これに介入して、トリーアを属国にする。トリーアは選帝侯なのでこれは外交上有利である。

ここで後継者を見ると、いつのまにか次代の当主はアスカニア家の人間になっていた。特にお家騒動もなかったのだが。
どの家から当主が出るのかは、文化圏によって王朝名が複数割り当てられていて、そこからの乱数なのだろうか。たとえばホーエンツォレルンにこだわる場合は乱数に頼るしかないのかもしれない。ただ、東アジアのほうを見ると極東で一つの文化圏とまとめられているようで、日本の王朝がアイシンギョロになっていたりして、違和感がありまくりである。もうちょっとどうにかならないものだろうか。

1432年。支配下のプロヴィンス10。約2万の兵力を揃え、シレジアを征服すべく、ボヘミア侵攻の機をうかがう……

TIME:"2010-04-26 (月) 14:09:18"

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