[[モンゴル再興 ~DWモンゴル汗国で世界帝国~]]

*蒙古再興(2) 対明、オイラト戦 [#p368aa71]


ついに満州を屈伏させたモンゴル汗国。
沿岸部の土地以外はすべて奪い取った後で講和、大規模な領土の拡大に成功する。
沿岸部ならびに朝鮮との国境は残して講和、できるだけ多正面作戦を避けたいというのもあるが、
実際には占領→奪取までの時間が間に合わせないというのが本当のところだった。

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|貴重な貴重な勝利。これで明以外の他勢力と肩を並べられるようになった|

黒竜江はなんと人口資源2000を持つ大きな州。
モンゴルのコア州が300程度しかもっていないので、モンゴル本土を合わせても黒竜江に及ばない。
これで一気に戦力扶養限界は19まで跳ね上がり、最大人的資源も10000を突破した。


*明の侵攻と… [#rd7d5dac]
喜びも束の間、ついに明との開戦の時が来た。
遊牧民は強いから弱虫どもに喧嘩を吹っ掛けてやったぜHEHEHE、ということで宣戦布告したのはこちらという事になっているのだが、
もし裁く権利があったらそいつの首を明に送って和睦したいところだ。
どう考えても無理な相手に喧嘩を吹っ掛けるのは蛮勇を通り越してアホの所業である。

第2弾の、そして最もかじ取りが難しい戦いの始まりだ。


*草の根をすすっても生き延びる [#c924184e]

繰り返しになってしまうが、国の安定感、兵力、騎馬軍の数、人的資源、経済力、
すべてにおいて明が上回っている。
概ね明の軍制は、約15000の師団を複数作り個々に占領を行うというもの。
それが5~6師団分ある。
一方こちらの用意できるのは同数で1師団分。
仮に分散して奇跡的に明の師団に全部勝ったとしても、8万を超える人的資源であっという間に軍団を再建できる。
さらに広大な領土はこちらが占領していくだけでも相当な負担になる。
その間に中国大陸の真ん中あたりで包囲殲滅されてしまうのがオチ、
さらに広大な領土もある。
こちらが損耗しつつ占領していく内に中国大陸の真ん中あたりで包囲殲滅されてしまうのがオチだろう。
とにかく今は明とは戦うべきではない。
まずは軍を北に転進させ、壊滅を避ける。

ほどなくしてモンゴルのコア州である国境の州オルドス、首都ウーランチャブが陥落
ほどなくしてモンゴルの南端コア州である国境の州オルドス、首都ウーランチャブが陥落
土下座外交を展開し、朝貢をさせていただくということで明との講和に成功した。
いまはひたすら我慢の時だ。


*漁夫の利を得る蒙古人、明の弱点 [#q226f85a]

GC開始時から5年たったということは、他の部族たちもきっかり周りの定住民族たちに宣戦布告しているということだ。
つまり隣のオイラトも例外ではなく、明と交戦開始されている。
ここですかさずオイラトに宣戦布告する!

実は後で知ったことだが、明にはアキレス腱ともいうべき大きな弱点が存在する。
「宮廷内勢力による行動の制限」だ。
皇帝の宮廷内では、官僚、宦官、寺院の3派に分かれ、常に主導権争いが絶えない。
その優勢派閥の推す政策、建物建築(官僚)、入植(宦官)、宣戦布告(寺院)のうち、どれか一つしかおこなうことができないのだ。
皇帝がどの派閥を贔屓しているかはこちらからはうかがい知ることはできないが、
遊牧民が土地を失うのは入植され、それが1000を超えたときだけ。
つまり、皇帝が宦官を寵愛していなければ、明は遊牧民の土地を奪う事が出来ない。
一方遊牧民は占領し、一定時間保持さえすれば自動的に土地を奪い取ることができる。
これは遊牧民にとってかなり有利な点だ。
(こっちも遊牧民の無茶宣戦に悩まされるが、皇帝もこれでは大変だろう…)

という事は、明は最大でもオイラトに対しても、朝貢までしか要求できない。寸土も遊牧民から奪う事は出来ないのだ。
となれば、オイラトを壊滅させた後、近年中に必ず明北伐軍は引くはず。
そこを…頂く!
ああ素晴らしき遊牧民魂。
よく見ると西からカザフスタンも攻め込んできていた。
死骸に群がるハゲタカのような奴らだ。人のことは言えんが…

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|ハイエナ的ではあるが…全モンゴル民族のために犠牲となってくれ兄弟!|



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TIME:"2012-07-16 (月) 10:36:39"

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