[[ナスル朝の栄光]]
**年明け [#i8250fa2]
1399年11月9日にカディスへ到着したムハンマド7世率いる第1軍は、その地で年明けを迎えた。
一方、カスティーリャ主力軍団率いるエンリケ3世も、向かって来るグラナダ軍(第2軍)をラ・マンチャで待ち続け、その地で年明けを迎えていた。
(1400年1月1日)
ムハンマド7世は年明けと共に政府に納められる税金のほとんどをカディスの反乱軍に支援した。
その甲斐あってカディスではアンダルシアの愛郷主義者が起ち上がった。
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|CENTER:(1400年1月1日) カディスで6000人のアンダルシアの愛郷主義者が蜂起した|
(1400年1月11日)
カディスで編成されていたカスティーリャの1個連隊が、グラナダ第1軍とアンダルシアの愛郷主義者の連合軍に敗れ、壊滅。
この戦争での初戦闘はグラナダに軍配が上がった。
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|CENTER:アンダルシア州でも編成されていたカスティーリャの1個連隊が愛郷主義者と戦っている。愛郷主義者が当然勝ち、カスティーリャの1個連隊は壊滅した。|
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|CENTER:アンダルシアとカディスのカスティーリャ軍が壊滅した後、ムハンマド7世率いる第1軍は北上を開始した。|
**再び足止め作戦 [#x0b529bf]
(1400年2月27日)
第1軍がバダホスからカセレスへ北上した頃、カスティーリャ副主力軍がマドリードからトレドへ南下したと報せがムハンマド7世に届いた。
カスティーリャ副主力軍がさらに南下し、グラナダでカスティーリャ主力軍を足止めしている第2軍と戦闘になってしまった場合、カスティーリャ主力軍の足止めが解除されてしまうことになる。
そう考えた、ムハンマド7世は北上していた第1軍をカスティーリャ副主力軍の足止めに使うことにした。
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|CENTER:足止めされるカスティーリャの主力と副主力、一方ジブラルタルでは第3軍の作成を急ぐ。|
(1400年4月6日)
1軍と2軍がラ・マンチャとトレドでカスティーリャ軍を足止めしている間にジブラルタルでは、第3軍が無事に作成される。
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|CENTER:グラナダでも第4軍の作成を急ぐ、一方カスティーリャも事態を打開するため、別働隊をマドリードで作成している。|
**15世紀初年 [#y2e95807]
時は過ぎ、約1年後・・・
(1401年4月3日)
グラナダ : ジブラルタルで作成された第3軍をサラマンカの包囲を開始し、グラナダ、アルメリアでも連隊を作成し、戦力の増強をしていた。
カスティーリャ : マドリードで作成された別働隊はカセレスの第1軍に戦闘を仕掛け、トレドにいる副主力軍の足止めを解除しようとしていた。
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|CENTER:(1401年4月3日) マドリードからカセレスへ進軍するカスティーリャの別働隊。一方でラ・マンチャのカスティーリャ主力軍の足止め役はアルメリアの第4軍に変更された。|
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|CENTER:カセレスの第1軍に戦闘を仕掛けられると足止めが解除されてしまうので、マドリードで暴動を支援し農民反乱軍を発生させる。|
(1401年5月26日)
この日、ムハンマド7世のもとへ来た伝令は第3軍がサラマンカを陥落させたことを知らせた。
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|CENTER:(1401年5月26日) サラマンカ陥落!|
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TIME:"2014-09-19 (金) 23:01:39"