ところで、先の朝鮮との戦争が終わったあと、明が同盟を破棄してきた。その後、交易禁止→許可の謎のループが何度かあった後、交易禁止で安定する。そうかと思えば独立保障をかけてきたりするツンデレぶりだが、要するにこれは明との戦争が近づいてきたということだ。どう頑張っても陸上戦力では勝ち目が無いので、ガレー船をいくつか建造して備えておく。
1497年、グアムの植民を終えるのを待っていたかのように明が宣戦布告してくる。東南アジアからはシャンとラーンサーンが参戦する。日本には同盟国無し。マンパワーでは全く話にならない戦力比だが、こちらは海賊対策のガレー船を除いた主力艦隊だけでもギャラック9隻のガレー18隻、相手は輸送船を含めた全艦艇がわずか7隻。制海権さえ握ってしまえば、少なくとも負けることの無い勝負である。
敵の船を叩いて港に追いつめ、後は特に戦争など起きていないように平常どおりの植民を続ける。島国国家万歳。この時点では海軍技術レベルが足りないので封鎖はできないのだが、何故だか敵国の厭戦感情は上昇し続ける。これは実は海賊のおかげである。港の集中した朝鮮湾に居座った海賊が封鎖を続けるおかげで、こちらは何をしなくとも明は封鎖44.4%をくらい続けるわけだ。そして厭戦感情上昇→反乱多発→沿岸部占領→封鎖率上昇の悪循環に。日本の最大の味方は海賊と反乱軍である。
数年して明全土が大反乱祭りになったところで賠償金を取って講和した。この後、明や朝鮮は何度も日本に宣戦布告してくるのだが、制海権を握り続ける日本にとっては多少手間が増えるだけで特に怖いものではなくなった。そして日本と戦争するたびに全土反乱祭りになるAIに学習能力は無いのであった。
本業である植民の状況に戻ろう。
交易技術LV7の後は、一時期生産に迷い道したりしたものの統治技術Lv9を達成して国策枠を2つにする。これでようやく「植民地探検」と「新世界の探索」が両立することになった。その後は海軍技術に投資を続けるが、それでも植民可能範囲は300。中核化したグアムからハワイまでの距離は400弱で、よほど強力な顧問でブーストしない限りは届かない。
結果的には、キリバス→ハワイコースをにらんでソロモン諸島に植民しておいたのが、効を奏した。地図上ではグアム→ハワイとたいして差が無いように見えるのだが、植民距離としては100も違う。メルカトルマジックなんだろうか。
ソロモン諸島が中核化した1580年代から植民を開始して16世紀中にハワイを都市化した。