毎度毎度、無理難題を突きつけてプレイヤーを困らせる ミッションの発動条件などを修正したものです。 発動条件や追加された破棄条件を上手く使う事で、 ある程度狙ったミッションを発動させる事ができるようになります。 日本語版Wikiに報告されているバグも一通り修正してあります。
日本語版HttT4.0で制作していますが、日本語はおまけ関連でしか使用していないので、 そこを無視すれば英語版でも動くんじゃないかなと思います。
様々な国で何度もテストプレイをしていますが、 「国家ミッションを除けば、ミッション関係のかなりストレスが少なくなった。」 という感想を持っています。ご参考までに。
2010.12.16版は圧縮ファイル内のファイル構成が間違っていました。申し訳ありません。 なお、正しいファイル構成に変更はなく、修正内容もあまりありません。
Upatch - Uruguay Patch 2010.12.28 http://hayasoft.com/hiko/paradox/other/source/up4047.lzh
ニコニコ動画の字幕プレイ動画です。ニコニコ系なネタあるけど無難な程度のつもり。
【EU3】ウルグアイの手引き http://www.nicovideo.jp/watch/sm13013650
UPatch のおまけ要素ウルグアイのプレイ法です。
【EU3】イタリア王国建国の手引き http://www.nicovideo.jp/watch/sm13063557
UPatchの特徴を生かしたミッション制御プレイでイタリア王国建国を目指します。
ウルグアイとその周辺に一時的に存在した国家を追加してみました。 新規追加国家:ウルグアイ東方共和国・エントレ=リオス共和国・リオグランデセ共和国
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照
Moddirの使用をお勧めします。一応、上書きコピーでも動くと思います。
1. 圧縮ファイルを展開して出てきたフォルダに、upatch, upatch.mod, upatch.txt がある事を確認して下さい。
2. upatch.mod と upatch フォルダ以下容を EU3 の Mod フォルダに移動して、 以下のようなフォルダ構成にして下さい。
C:\Program Files |- Europa Universalis III |- mod |- upatch.mod |- upatch |- common | |-countries |- decisions |- events |- gfx | |-flags |- history | |-countries | |-provinces |- logaclisation |- missions
3. EU3 のショートカットを作成またはコピーし、プロパティを開いてリンク先を以下のように指定します。
"C:\Program Files\CYBERFRONT\Europa Universalis III\eu3game.exe" -mod upatch
その後、ショートカットからEU3を起動し、左下に "Mod: Uruguay Patch ..." と出ていれば成功です。
ランチャーを使っている場合は、そちらからで問題ないはずです。
em3game.exe は -mod xxx といった引数を与えられて起動された場合、 EU3\mod に存在する xxx.mod を探し、その記述を元に、 Eu3\mod\xxx 以下のフォルダの内容を適宜読み込んでいきます。
upatch201016.lzh では upatch.mod が xxx フォルダの下に置かれていたため、 eu3game.exe が upatch.mod を見つける事ができず、 当然、upatch 以下のMODファイルが読み込まれる事もなかったのです。 加えて上図までもが間違っていたため、皆様を大変混乱させたものと思われます。 大変申し訳ありませんでした。
私の方では状況を確認できていないのですが、VistaやWindows7では UACの設定によってはMODのファイルに適切な権限が設定されず支障をきたす事があるようです。
私の場合は、MOD開発上の都合から Europa Universalis III 以下のフルコピーを UAC管理外の場所に作成し、そちらで開発およびプレイを行っています。 (UAC管理下だとファイルを作ったり動かしたりするたびにワーワーうるさいのでやってられない。) 結局、ファイルに適切な権限を設定して回ったり、UACを解除したりする方法もありますが、 別の場所にフルコピーが一番手っ取り早い方法のようです。 EU3はセーブデータを除けば1GBに満たない程度。昨今のHDで問題となる事は少ないはずです。
・確認手順 1. UACを外る。(方法は検索して下さい。) 2. MODを起動できるか試して見る 3. 成功不成功に関わらず、UACを元に戻す
→ もし、UACなしで動いたら 1. C:\Program Files\Paradox Interactive\Europa Universalis III を別の場所にフルコピー。 2. ショートカットを作り直す
で、動くはずです。
→ UACなしでも動かない ごめんなさい、分からないです。
・参考記述
管理者権限では問題なくゲームが起動できるのに、一般ユーザーで起動すると、 C++ Runtimeに関するエラーが発生する場合は、ユーザー権限に問題がある。 (というか、EU3のファイル配置スキームが時代遅れなのが悪いんだけど) 問題が発生する場合は、Program Files\Paradox Interactive\Europa Universalis IIIフォルダに、 一般ユーザーに対するフルアクセス権限をあたえれば良い。 http://blog.stack-style.org/2007-02-06-05/T60%3A%20EU3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%A2
完成度は低く調整したい事はまだまだあるのですが、 もうすぐDivin Windが発売されてしまいますので、 現段階で公表させて頂きます。ご了承下さい。
・征服ミッション 首都に対しては併合ミッション以外が発動しません。 また、征服系ミッションは友好国(友好度+0以上など)に対し発動せず、 関係改善に努めた場合(友好度+100)はミッションが破棄されるようになります。 イタリア政策は教皇領との関係に左右されるようにしました。
以上の修正により、外交関係を調整する事で狙った隣国に 征服ミッションを発動させる事が可能となり、 中核州を確保しながら低BBRで拡張していく、といったプレイが可能となります。 これができるようにしたかった、というのが開発動機だったりします*1。
・建設ミッション 維持可能兵数・艦隊を超えた軍拡張を要求する軍拡張ミッションは 維持可能兵数・艦隊を超えた時点で破棄されます。 中盤以降のミッションを埋め尽くしていた工場建設ミッションは インフレ率が高い場合発動しなくなりました。 これにより国家の負担能力に応じて工場建設が進められていく事でしょう。 また、工場建設立地にもそこそこの制限を加えています。
・殖民ミッション 植民地を抱えている間は探索ミッションや開拓ミッションが出ないように。 開拓ミッションは港プロヴィンス以外にも発生するように。
・外交ミッション 同盟や婚姻ミッションは関係が悪化すると破棄されるようになりました。 乱発されていた関係改善ミッションは軍事力が上の相手に限定するようにしました。 併合ミッションに中央集権に振れるようにしてスライダーの動きをキャンセル。
・戦時下ミッション 封鎖ミッションが和平後も残るバグを修正。 もっと種類がほしいですね。
・経済ミッション 借金返済ミッションの報酬がおいしいのは国家秘密。
・神聖ローマ帝国ミッション 皇帝選挙の投票先は友好度以外の要素が大きすぎるようなので実現不可能な場合が多々。 なので、友好度を十分に上げたら達成したとみなされるようにしました。
・宗教ミッション 革新よりの時は発動しないように。1650年以降も発動しません。 あと、友好国は大切に。
・反乱鎮圧ミッション 報酬がおいしすぎて、意図的に発動させたいくらいなので発動しにくいように。
・交易ミッション やたらと発動する市場独占ミッションを抑制。
・諜報ミッション 取って付けたような敵国不安定化ミッションが1つのみ。 ただし、条件さえ整えれば簡単に達成できるうえ、報酬が大きすぎ。 とりあえず、発動させにくくしておいたがどうしたものか。
○ ウルグアイ 他のラテンアメリカ諸国と異なりなぜか国家登録されてません。 最終的な独立が1828年であるため無視されたのかもしれませんが、 史実はラプラタ連合州の一員としてスペイン支配を打破しており、 にもかかわらず、独立直後にポルトガルの侵攻により併合されたため、 1828年まで後年まで独立が遅れる事となったのです。 以上の経緯を踏まえて、ラプラタと同様に1750年に未登場の国家として登録するようにし、 ウルグアイは1816年に一瞬独立した後にポルトガルに併合されるようにしました。 詳しい経過までは調べていないので日時は適当です。ご了承下さい。
○ リオグランデンセ共和国(ピラティニ共和国) VictoriaのMODのVIPをやった事のある人にはお馴染みの、 ブラジル最南端ウルグアイ国境のリオグランデ・ド・スル州が、 1836年に分離独立して建国された共和国。1845年に和平によってブラジルに復帰。 リオグランデ・ド・スル州はブラジルによるウルグアイ併合・大戦争の過程で バンデ・オリエンタル(ウルグアイ)から多くの土地を割譲させたため、 ブラジルでありながらラプラタ川流域の一角を占める州となっている。
○ エントレ・リオス共和国 元々、アルティーガス率いるバンデ・オリエンタル(ウルグアイ)は 西隣のエントレ・リオス州などと共に連邦同盟を結成し、 ブエノスアイレス率いるトゥクマン議会派と争っていたが、 後背からポルトガルの攻撃を受けウルグアイは占領され連邦同盟は崩壊した。 しかし、エントレ・リオス州など連邦同盟の残余はなおもブエノスアイレスに対し抵抗を続け、 ついに1820年エントレ・リオス共和国の建国に至ったが、 翌年にはブエノスアイレスの軍門に下り共和国は消滅した。
なお、ミッション等修正パッチのはずがおまけの方が分量あるとか言った方は 国家機密漏洩罪によりウルグアイ国営牧場にて牛と羊の数*2を数える仕事について頂きます。
将来の修正のためのゲームバランスに関する調査メモ。ご意見ご感想求む。
生産物の価格は別々に計算される需要値と供給値によって決められる。 需要値と供給値については国勢台帳のP27で調べる事ができる。
生産物の価格 = 基本価格 × (225% - 供給値) × 需要値
この計算式は、供給不足による価格上昇は2倍がせいぜいなのに対し、 需要不足による価格低下は1/10以下にもなりうるという事を意味する。
ところで、生産物は大雑把にわけて日用品と貿易品に大別されており、 日用品はヨーロッパ中心、交易品はアジア・新大陸に配置されている。 ところが、ゲーム初期の貿易品の需要値には市場なし(20%)と重商主義(50%)の大きなペナルティが課せられており、 ゲーム開始から百数十年にわたって需要値は10~20%の低い値となる。
このペナルティはヨーロッパ諸国に市場・税関・按察所・税務署が整備される17世紀頃には解消され、 貿易品の需要値は一転して200%近い高い値を取るようになり、 また、この時代となっても貿易品の供給不足は解消されないため、 ようやく植民地の貿易品でボロ儲けできるようになるのである。
以上の仕組みの弊害を最も強く受けている生産物は、香辛料・象牙・砂糖・タバコなどである。 これらは大航海時代前半の有力商品にも関わらず、ゲーム前半ではまともな価格がつかない。 早期に新大陸へと進出したプレイヤーが赤字地獄に陥いる原因はまさにこれである。
他方、綿・コーヒー・茶・陶磁器については貿易品としての価値が出てきたのが 17世紀以降であるため、まあまあ妥当であると考えられるだろう。
修正するとしたら、大航海時代前半の産物を早くから高い需要値を持つようにする事だろう。 システム的には細かく生産物の需要を調整する事は可能っぽいのだが、 いかんせん、参考にするべき詳しい資料が手元にないのでご容赦願いたい。
生産収入に関する熱帯補正は、&font(red){生産収入と関税の計算時に重複して計算される。};そのため、熱帯の海外領土の生産収入はざっと1/4になる。 一方、基本税額は関税と通常の収入に別々の熱帯補正が適応されるため、熱帯の海外領土の基本税収は1/2程度である。
一般に海外植民地は基本税収が低く生産収入が高めなのだが、 生産収入を1/4にしてしまう熱帯補正は海外植民地の長所を完全に封殺してしまう。 ここから多くのプレイヤーが経験で学んでいるであろう結論が導かれる。 つまり「熱帯には入植するな」という事である。
そのためアフリカやインドネシアに対する入植は全く儲からなくなっているのだが、 大航海時代の動機でもあった香料諸島への入植が無意味というのは、ゲームの趣旨的に寂しい限りである。
それにしても、熱帯の生産物の収入に熱帯補正は必要なのだろうか? あるいは直轄植民地は年季奉公人によって運営されているという事になっており、 史実の年季奉公人が慣れない気候と奴隷同然の待遇でバタバタ倒れた事を表しているのかもしれないが、 年季奉公人が多数採用されていた北米やカリブ方面はそもそも熱帯扱いされてはいない。 他の地域では現地住民や奴隷でもって経営されていたのだから、 気候による修正はあまり意味がないように思える。
また、同様に関税収入に熱帯補正がかかるのもよく分からない。 熱帯では輸出港の徴税官が仕事をサボるとでも言うのだろうか?
基本税収に対する熱帯補正については、 熱帯の気候に慣れない徴税官がプロヴィンス全域を駆け回るのは困難だろう、 というような理解もできるのだが。
この界隈では一億一人目のウルグアイ人と名乗ってる者です。 パッチの名称も私のAARの中で多分一番有名なものタイトルから取っています。
以下の記事も私がちまちまとミッション関係などを調べた成果物です。ご参考までに。