※最新の拡張パックHTTTに基づきます。日本語版の訳語は知りませんので、置き換えてください。
歳入としては、租税(Tax)、生産(Production)、交易収入(Trade Income)、金山収入(Gold Income)、関税(Tariffs)があります。
租税と生産は、厳密には区別がありますが、おおむね支配している領土の人民および産業から得る収入を意味しています。属領(Vassal)がある場合には、そこからの上納金も加算されます。潜在的な収入の総量は、概ね領土の広さと豊かさに比例しますが、領邦(Province)の数や政治体制等によって徴税の効率には補正がかかり、最終的な収入が決まります。戦争や叛乱によって自領が占領されたりすると、掠奪・荒廃(looted)によって収入が激減します。
交易収入は、交易中心地(CoT)に商人(Merchant)を滞在させることにより得られる商業の収入を意味します。全世界に散在するCoTに駐在させた商人の人数と競争力、交易の効率(Trade Efficiency)によって決まります。交易収入は領土の広さや豊かさと全く無関係であり、商人がCoTで勝ち残る能力によって決まります。
商人は時間の経過に応じて誕生するので、これをいずれかのCoTに派遣します。市場競争に勝てば、CoTに駐在することができます。商人が誕生する速度や、市場競争に勝ち残る確率は、政治体制や国策により決まります。
金山収入は、全世界に散在する金山からの収入を表します。わかりやすい例として、インカ帝国を征服すると、この収入が増えます。(概念的に銀山も算入されそうだが確認はしてません。誰かよろしく)
関税は、海外植民地の産業からの収入を表します。潜在的な収入の総量は、概ね海外植民地の広さと豊かさに比例しますが、調整の効率が陸続きの領土に比べて格段に悪く、強大な海軍力(大型/小型船の範疇の船のみで、ガレー/輸送船は何隻持とうと効果なし)で威嚇しないと徴税の効率は相当悪化します。
これらの他に外交交渉による領土等の売却、戦争賠償金、突発的なイベントによる収入などがありますが、これらをアテにすることはできません。
技術への投資を減らすことで、収入を増やすことができますが、インフレが発生し、物価が次第に上がる点については要注意です。また安定度(Stability)が低いと、歳入が悪化し、商人の誕生数が減るので、安定度の維持/回復に努めてください。
歳出としては、様々な種類のものがありますが、常備軍/傭兵の徴集、施設の建設、植民地の開拓といった一括/固定投資と、技術開発、陸海軍の維持費、専門家の雇用、宣教活動への助成、植民地発展への助成など継続投資に分類できます。
他のゲームと比べて難しい点は、
一括/固定投資のための資金確保をとりあえずどうすればよいか分からないプレイヤーは、以下のようにでもしておくといいでしょう。