国名 | 収入 | 州数 | 技術レベル | 陸軍 | ||||||||
統治 | 交易 | 生産 | 陸軍 | 海軍 | 歩兵 | 騎兵 | 砲兵 | 人的資源 | 合計 | |||
満州 | 96.7 | 8 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 7000 | 2000 | 0 | 11216 | 9000 |
明 | 897.9 | 54 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 20000 | 7000 | 0 | 84570 | 27000 |
朝鮮 | 100.5 | 7 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2000 | 0 | 0 | 5824 | 2000 |
モンゴル汗国 | 40.9 | 4 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3000 | 1000 | 0 | 3186 | 4000 |
皇帝:「昔のモンゴル汗国みたいにわしらも中原の覇者になってみたいのう。」 臣下:「我が皇帝、上の表の兵力差を見て明に勝てると思われますか?」 皇帝:「うーむ、ちょっと無理そうじゃのう。」
皇帝:「なんとモンゴル汗国と既に交戦中ではないか。」 臣下:「遊牧民は国境を接していると常に戦争を仕掛けてくるように仕様が変わったのです。」 皇帝:「過去の覇者を先に倒すのもまた一興。返り討ちにしてくれるわ。」
1401年、満州はモンゴル汗国全土を占領、モンゴルの勇者たちは未開の地ウジンスキーへ落ちのびた。 彼らがその後どのような運命を辿ったかは誰も知らない。
皇帝:「悪名もあまり上げたくないし、1~2州もらって講和とするか。」 臣下:「我が皇帝、遊牧民は『黄金か降伏か』以外の条件に興味を示しません。」 皇帝:「どういう意味じゃ?」 臣下:「領土割譲という条件では講和は結べません。」 皇帝:「なんじゃと!」
臣下:「遊牧国家を領土とするには、入植者を送り、入植者数が1000人以上にならなければならないのです。」 皇帝:「1000人に達しない前に講和を結んだ場合はどうなるのじゃ。」 臣下:「送った入植者は無意味に。」 皇帝:「めんどくさー」
皇帝:「さっさと全占領地に入植者を送るのじゃ。」 臣下:「自国領土と接しているプロヴィンスでないと入植者は送れないので、当面送れるのはドルノドだけです。」 皇帝:「ということは遊牧国家から領土を得るにはどうしたらよいのじゃ。」 臣下:「全てのプロヴィンスが領土化するまで戦争状態を続けるしかないですね。」 皇帝:「気の遠くなる話じゃ。」
遊牧民との戦争はやっかいなことが判明。結局、全プロヴィンスを領土にするには1430年までかかった。
皇帝:「開拓者を送り続けたかいがあって、ドルノドが我が領土となったの。」
臣下:「我が皇帝、カザフスタンに不穏な動きあり、開戦いたします。」
皇帝:「まだモンゴル汗国も全て領土になっていないのに、なぜ勝手に開戦するのじゃ!」 臣下:「ですから、遊牧民は国境を接していると常に戦争を仕掛けてくるように仕様が変わったのです。」 皇帝:「ということは、遊牧民と国境を接している限り常に戦争となるのか?」 臣下:「はい。」 皇帝:「なんて恐ろしい仕様じゃ。いまカザフとぶつかって勝てるわけがなかろう。」 臣下:「明国とも交戦中であり勝機はあるかと。」 皇帝:「ならば出陣じゃ。」 臣下:(しかしモンゴル汗国の隣はオイラトだったはずなのに、征服されているなんて・・・)
【カザフスタンとの軍事力比較】
国名 | 収入 | 州数 | 技術レベル | 陸軍 | ||||||||
統治 | 交易 | 生産 | 陸軍 | 海軍 | 歩兵 | 騎兵 | 砲兵 | 人的資源 | 合計 | |||
満州 | 203.1 | 9 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 7000 | 2000 | 0 | 11502 | 9000 |
カザフスタン | 102.2 | 不明 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 16836 | 6000 | 0 | 17120 | 22836 |
しかし、カザフスタンは明国とほどなく和解、カザフ軍とサイン・ノヤンで激突した我が軍は、 敵主力の東方騎兵の前に壊滅的な被害を受け、ツィエト・ノヤンの戦いで全滅する。 1410年、首都ヒンガンが陥落、皇帝愛新覚羅ブクリ・ヨンジョンはカザフスタンに毎年金2.2を貢ぐ文書に調印した。 そして、調印式場で屈辱的な恰好を強制され、皇帝の威厳は地に落ちた。
朝貢料は毎月の精算額から別会計で出費されるため、金2.2を毎月余分に収益化しなければならなくなった。 そのため、満州では急激にインフレが進むことになる。
1415年、カザフスタンの圧政に耐えかねたオイラト系愛国主義者が蜂起しオイラトを復活させた。そしてそのまま我が国境付近に集結した。 我が国はすぐさま攻撃に移りツィエト・ノヤンを陥落させ、入植者を送った。
皇帝:「前回講和時のトラウマがのう。」 臣下:「カザフ戦力21000に対し我が国は10000。少し国力をつけたほうがよいのではないかと。」 皇帝:「さっさと負けを認めてしまえ。」
1421年、対カザフスタン戦開戦直後に満州は敗北を認め、戦争は終結した。
皇帝:「またカザフスタンの攻撃か。なんでもいいからすぐに講和するのじゃ。」 臣下:「それが朝貢条件でも講和できそうにありません。奴ら、領土がとれそうな時には攻める気まんまんみたいで。」 皇帝:「やむを得ん。応戦するじょ。」
しかし、敗走に敗走を重ねツィエト・ノヤンの戦いであっさりと全滅。
ツィエト・ノヤン、ドルノドを陥落させられるが、明がカザフスタンと開戦したのをきっかけに講和を申し入れると、朝貢条件でやっと戦争を終結させることができた。 どうもカザフスタンは苦手である。
1442年、隣国カザフスタンで「部族の継承権争い」が発生した。 しかも彼らは大国明国に侵略を開始したばかりであった。
皇帝:「千載一遇のチャンス。カザフ軍の兵力が減少してきたら進軍じゃ。」
1444年、カザフスタン軍が14000人になってきたため、宣戦布告を行った。 サイン・ノヤンを占領する。 しかし・・・サイン・ノヤンの隣のジャザグは明軍が攻略中であり、カザフ軍の姿はかけらも見えなかった。 そして視界に入るカザフ領は全て明に占領されてしまっている。
臣下:「ここは明が撤兵する前に、負けを認めさせて朝貢料だけでも払わなくていい状態にしては?」 皇帝:「あれは、なにげにボディーブローのように効いてくるからのう。」
すぐさま講和を打診、内乱と外患の両方に悩まされていたカザフはすぐさま受け入れた。
1448年、カザフスタンの首長は頻発する内乱鎮圧に向かう途中で流れ矢にあたり死亡した。 すぐさま摂政評議会が設立されたが、それは部族間の争いを激化しただけであった。 そして、1449年、旧オイラト領の反乱者は独立を宣言、再びオイラトを建国し、満州に宣戦布告した。
皇帝:「自分から崩壊してくれるとは、我らのいままでの悩みはなんだったのじゃ。」 臣下:「大国が崩れだすとあっけないものですな。」 皇帝:「カザフスタンには勝てないが、独立したばかりの小国はいい獲物じゃ。食べつくしてしまえっ。」
こうして、第2次オイラト戦は幕を開けたのである。 (この話の続きは、「満州1450-1500年」年代記にて)
皇帝:「それにしても安定度がゼロとは。」 臣下:「まずは国内情勢を安定化させねばなりませんね。」
GC開始直後のカーソル調整は以下のように行った。
皇帝:「宮廷顧問も雇いたい。」 臣下:「我が皇帝、我が国の文化的伝統はゼロと低く過ぎて、国内に顧問に適した人材はいません。」 皇帝:「むむむ。」 臣下:「来年の10月14日に他国の人材を掘り出しにいくとして、まずは、『見事なタペストリー』*1を作成して文化的伝統の向上を図ってはどうでしょう。」 皇帝:「そうじゃな。」
1399年12月、歴史絵巻を実施。 1400年10月、他国出身の智謀家、陸軍改革論者、財務官を採用する。
1401年4月、安定度が+3に上昇した。
皇帝:「安定度の次は『国立銀行』*2設立を目指して統治レベルを上げるかの。」
1401年4月、全資金を統治に配分。 1402年12月、文化的伝統が10%を超えたため宮廷顧問を作成し、財務官→貨幣鋳造官(インフレ減少)に入替。 1405年、ドルノドが領土となり布教活動の必要が出てきたため、陸軍改革論者→神学者(改宗率up)に入替えた。
1415年、統治Lvは4に上昇する。
皇帝:「次はどうするのじゃ。」 臣下:「『按察署』(税収up)建設を目指して「生産」に資金を振り向けてはどうかと。」 皇帝:「うむ。」 臣下:「文化的伝統値も100%近く貯まってきましたから、宮廷顧問もより有能な者と順次入れ替えていきましょう。」
やはり、自国で顧問を作成できるのはいいものである。このころから、星1~2個から星5~6個の宮廷顧問への入替を始める。
1423年、初代皇帝愛新覚羅ブクリ・ヨンジョンは崩御し、2代皇帝として愛新覚羅チエンロォン1世が即位した。 チエンロォン1世は、軍事・外交の類はからきしダメであったが、行政能力は8と高かった。
皇帝:「モンゴル汗国の大半が我が領土となったいま、モンゴルの文化から脱却し、満州族の言葉にふさわしい文字を作るのだ。」
かくして、「満州文字制定」*3が行われ統治レベル向上に大いに寄与した。
1424年、生産レベルが4に上昇し「按察署」が作成できるようになった。 資金は海軍に配分し「船着場」(生産up)の作成を目指すこととする。 同時に科学者を解雇し、海軍改革論者(海軍プラス)を雇う。
1425年、革新⇔保守カーソルを-1まで動かしたため、宣教師を確保するために「朱子学の放棄」*4を採用した。
1432年、海軍Lvが4まで上昇した。
皇帝:「正直言って資金不足で建物建設が追い付かんのう。」 臣下:「『八旗創設』*5を狙って陸軍レベルを上げてみましょうか。」 皇帝:「カザフスタンに対抗するには少しでも兵が必要じゃ。」
資金は陸軍に配分。 同時に海軍改革論者→陸軍改革論者に入れ替える。
特筆すべき政策は行わなかった。
次話「満州1451-1500年」年代記(執筆予定)につづく タイトル「天駆ける龍は大地を支配する」にもどる