まずはじめに断っておかなければならない。 なんと1550年以前のSSがないのだ! キャプチャソフトを立ち上げていたつもりだったのだが……。
普通ならここでAAR執筆を断念するところだが せっかくなので続けさせていただきたい。 なお以下掲載するSSはセーブデータから起したものである。
さて、皆さんはイタリア諸国におけるシチリアの立ち位置をどのように見ているだろうか? マンパワーと収入から見るに以下の順位のような気がする。 ミラノ > ベネツィア > ナポリ > シチリア > 教皇領 > その他 > 1プロビンスのイタリア諸国
なおシチリアは初期マンパワー6042、初期の月次収入は4.2ダカットである。 悪くない数値だが国力でわずかに優越しているナポリが隣接しているのがやややっかいか。
幸いなことにアラゴンと同盟を組んだ直後にナポリが宣戦してきた。 これは願ってもないチャンスである。
緒戦は敗北したものの傭兵を動員して押し返すことに成功した。 なお歩兵5個連隊をカラブリアに移動させている最中にナポリ海軍に攻撃された。 シチリア:ガレー船4、コグ船3 vs ナポリ:ガレー船7 の戦力なので正直壊滅を覚悟したが結果は シチリア損害なし、ナポリ5個艦隊沈没、2個艦隊捕獲というシチリア海軍の大勝利に終わった。 なんてこった。
カラブリアを割譲させた。 なお戦争中にカラブリアを中核州化するイベントが発生したため いきなり中核州ゲットである。
この間にアラゴンに付き合って教皇領 with 同盟諸国と戦ったが得るものはなかった。
ナポリが再征服の大義名分で宣戦してきたがシチリア+アラゴンの前ではもはや敵ではなかった。 シチリアはアプリアを、アラゴンはアブルッツィをそれぞれ獲得した。 ……アラゴンにイタリア本土を取られてしまった。
ナポリがオスマンと戦ってジャニナを失ったため、ナポリ1プロビンスのみ保有になった。 これ幸いとばかりに理由なき開戦、ナポリを併合した。
なおアラゴンは宣戦を拒否した。
この頃のシチリアはマンパワー12136、月次収入は15.8ダカット、陸軍扶養限界10、海軍扶養限界17である。
やることがない。 イタリアを北上しようにも総兵力50000を擁する神聖ローマ皇帝ボヘミア様が 睨みを利かせているため手出しできない。 仕方ないので弱小諸侯が皇帝位につくことを期待して待っているのだが一向にその気配がない。 そもそもINではしばしば皇帝位をゲットしていたプファルツ、クレーフェあたりがHttTで皇帝になったのを見た記憶がない。
仕方ないのでハンガリーに喧嘩を売ることにした。 目標はダルマチア……まあないよりマシの精神さっくり確保。
やることがない……。 植民地獲得競争に参加したほうがよかったかもしれない。
なおこの間に海軍力増強のミッションが発生したためガレー船を増産してガレー船14、コグ船3を備えた。
この間にクレタを併合した。
ボヘミアから独立し、孤立していたモンテネグロを攻撃、併合した。 マンパワー17829、月次収入は19.9となった。
なおこの頃からしばらくオーストリアが神聖ローマ皇帝位についていた。 憎きオーストリア、今のうちに安寧をむさぼっているがいいわ!
モレアをピサに奪われアカイア1プロビンスのみとなっていたモレア(ややこしい)を併合。 落ち穂拾い状態。
西欧ではブルゴーニュが勝利しつつある。 中央はオーストリアとボヘミアの2強体制が確立。 東欧ではモスクワが、バルカン~アナトリアではオスマンが君臨している。
おフランスに比べるとブルゴーニュはちょっとおとなしいので好感がもてる。
またこのころオーストリアが同盟を持ちかけてきた。 敵に回らずにすむ、ということで快諾した。
この間にアラゴン、ポルトガルと争いアブルッツィを獲得した。 アラゴン・ポルトガル海軍は大型艦の保有数でシチリア海軍を圧倒している (というかシチリア海軍はガレー船17個艦隊が戦闘艦のすべて)はずなのだが、一向に地中海に姿を現さなかった。 おかげでコグ船と上陸軍を潰して先勝点を稼げた。
なおこの間にピサが保有するシエナに中核州を獲得するイベントが発生したため、ピサに対して大義名分を得た。
オーストリアがドイツ諸侯と戦闘している最中におもむろにピサに宣戦。 平時ならすかさず神聖ローマ皇帝オーストリアが同盟をぶっちぎって襲ってくるところだが 戦時中だからか、シチリア側についてくれた。 さっくり属国化。
この頃のシチリアはマンパワー24084、月次収入29.9、陸軍扶養限界26、海軍扶養限界34であった。