かつてイタリアはどの王族にも属さない自治都市が 乱立していました それぞれがイタリアの強力な経済力を背景に 他地域の一国家並みの力を持っていたのです
しかしそれこそがイタリアの統一を阻害した一番の要因でもありました 文化・経済で優位に立ち、繁栄を謳歌していたイタリア諸都市の前に、 統一を成し遂げ君主国家としてイタリア以上の力を持った フランスやスペインが突如姿を現したのです
皮肉なことに他国の侵略を受け、初めてイタリアに国家意識が芽生えます かのマキャベリは「君主論」の中でイタリアを野蛮人の横暴から救うことを訴えていました
時はすでに遅く、大国の都合に振り回されるイタリアの現状は19世紀まで続きます そしてそれを機にイタリア文化はヨーロッパ中に普及しました 教皇はその状況を利用し ローマを壮大な広場や教会で埋め尽くします ローマは旧教のためのショーウィンドウになりました
イタリア文化を模範としてい各国も、教皇の公認のもと華麗で壮大な建築物が流行します こうして華やかなバロック芸術が花開き、それは世界へと普及するのです
ゲーム内ではイタリアはミラノ公国によって統一されました これからイタリアは、そしてヨーロッパはどうのような歴史を紡いでいくのでしょう
ローマ帝国以来初めて統一されたイタリア 見慣れた薄紫から緑色のイタリアンカラーに変わりました
イタリアを建国したのはヴィスコンティ最後の当主にして最後のミラノ公・エルメス 最初はぱっとしない能力で地味な存在だった彼は、気が付けばイタリア史上最もドラマティックな 君主になっていました イタリアの大航海時代を作り、プロテスタントに改宗 フランスを破りついにイタリア王国を 建国しました そしてかれの後継者は非業の最期3連発で全滅 エルメスの死後はカスティーリャと 同君連合を組むことになってしまいます
皮肉なことに有能なカスティーリャ女王の統治で、イタリアは改宗と建国直後の混乱を乗り切ります そして幸いにもカスティーリャによる統治は一代で終わりました
新しいイタリアの統治者、このゲームの主人公は元イタリア貴族のコジモ・ナーロ イタリアはナーロ家というちょっと言いにくい名前の王族の舵で進みます
☆まだ途中です☆