プレイレポ/ポンテッリ家の人々

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戦争は三年続いた。

スコアではトスカナ連合軍が押しているものの、新大陸やインドに広大な後背地を有しているスペインの継戦能力は高く、揺るがない。 当事国は皆戦争疲弊に苦しみながらも、盛んに兵をだして敵国に圧力をかける。 陸軍と海軍比較でもスペインが優勢だった。しかしスペインはスコアがとれない。

アントウェルペン講和条約

ひどい戦争だった。

主な戦場となったフランスの農村は荒廃した。 傭兵と夜盗が跳梁し、正規軍が彼らを追った後、農村に押し入って物資を徴発した。

ブルゴーニュとナポリで主力を殲滅されたスペインは、戦争継続は難しいと判断したらしい。 軍事力や継戦能力で勝っていたにもかかわらず、講和に乗り気な態度を見せた。

このまま戦争を続けても、新大陸とインドをもつスペインを完全に屈服させることは難しい。 むしろこちらの継戦能力が底をつき、戦争疲弊が閾値を越えることの方が心配だ。 そうなれば、良くて農民反乱、悪ければ革命戦争だ。

ポンテッリ家の人々は講和を急ぐようになった。

アレッサンドロ1世はミラノ公位を継承できるなら停戦しても良いと言った。 ルイ12世の要求は、ブルゴーニュを少しでも分割することだった。 スペイン・ハプスブルク帝国はこの要求を受け入れた。

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講和条件

平和が訪れた。

[[続く>]]


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