NAver2.1がリリースされ、植民に"range"というパラメータが導入された。 つまり港から遠すぎると入植できない。遠い更地には中継の港が必要。QftNWの取得や海軍技術の進歩によって距離は伸びる。…ということらしい。ここらへんの仕組みを体験してみようということで、小ネタを投下。 本当はブランデンブルクによるドイツ統一AARを書き進めていたんだけれど、SSが上手く撮れていなかったところに新パッチが来てしまって無期限延期。
ポルトガルによる新大陸独占を目指し、リーダーの登場のみ史実モードにしてみる。 カスティーリャやイングランドよりかなり早く探検家を得ることができ、これはもう中南米を食べ尽くすしかない。 rangeの影響をAIはどう受けるのか、についても検証してみたい。
探検済み地域の伝播を遅らせたり、入植者の値段をタダにできたり、一度に送り込む数を400人に増やしたりもできるが、そこまでしてしまうと何のゲームをやってるんだかわからないので今回はパス。
騎兵*2を徴兵、顧問には安定度投資の人、スライダを一つ保守主義に動かしてゲームスタート。 後背の安全を確保すべく、カスティーリャに同盟を持ちかけ無事締結。さあもうヨーロッパに用は無い、大西洋を越えて行こう!
アゾレスへ最初の入植者を送っているとさっそく最初の探検家が登場。
政府技術が1になったので予定通りQftNWを取得。
キューバ島へ入植を進めていると最初の問題、というか変更点にさっそく出会う。 島の東のグアンタナモ、真ん中のモロンには入植できるが、西のハバナへは最短距離の港(アゾレスかな?)から距離が遠すぎて入植できないのだ!
考え得る解決策は二つある。一つは、中継地点の港を得ること。もう一つは海軍技術を進めること。 確かに技術開発画面で、次の海軍技術レベルでrangeが+10されることが確認できる。
ということで、まずは一つ目の解決策を試してみる。つまり、グアンタナモを都市にまで育てれば、そこが中継地点となってカリブ海全域に入植できるようになるかどうか検証してみるのだ。
イングランドとの同盟を切っちゃったりカスティーリャ様がグラナダ及びアラゴンと戦争始めちゃったので形だけ参戦したりしながら、二人目の探検家で南米北岸を探索。そうこうしてるうちにグアンタナモの都市化が完了。 結果は…中継地点OKです。グアンタナモを中心として、中南米全域に植民が可能となった。
生産技術が1になりのんびりworkshopを建てつつカリブ海をクルーズ。いやあ平和ですなぁと思っていたらカスティーリャ様がアラゴンに攻められて国土を南北に分断されている。ついでにモロッコにも攻撃されていて、ヨーロッパでのポルトガルの立ち位置をしばし検討せざるをえない状況に。
攻めるのはもうしばらく先だが、最初の征服者を得たので中米三部族を訪問。金が我らを待っている。 スライダは保守主義、海軍主義に振りきってしまい、次は自由貿易へ動かしていく。 ブラジルへ植民しつつ、2つ目のNIはViceroysを選択。植民地育ててないので収入ほとんど増えないけどな!
もう一つ変更点。
内陸部へ入植するには、都市が隣接している必要がある。この画像では、沿岸部は全て人口が1000人に満たない発展途上の植民地なので、このままでは内陸部の更地へ入植できない。
…で、このようにして沿岸部を都市化すれば隣接する内陸部の入植が可能となる。って画像だけじゃよくわからんけどな。 3つ目のNIにColonial Venturesを取り、いよいよ入植ラッシュというかんじ。入植者は6人/年、3カ所同時並行植民で南米を緑色に染めてゆく。ちなみに、入植の成功確率が以前より5%ぐらい減らされているかんじがする。厳密に調べたわけではないんだけれど…。そういうわけで、確率にプラスになる顧問のありがたみが増している。
既知地域の伝播で北米の様子が少し見えてきた。カスティーリャ、フランス、イングランドが北米東岸の入植に成功している。アイスランドとグリーンランドを中継地点にしているようだ。逆に言えば、この二つを押さえてしまえばこの三カ国はなかなか北米に到達できないということだろうか?誰か試してみてほしい。
ガスガス植民を続けるが、入植者は後から後から湧いてくるのに肝心の現金が足らずにペースを落とすという情けなさ。とはいえ全体としては順調である。 ヨーロッパはと目を向けてみると…
ブランデンブルク、ボヘミア、オーストリアがやや拡大してはいるものの、「皇帝は諸侯をいじめない」というver2.1での新AIにより1580年の段階で多くの小諸侯が生き残っているという素晴らしい状態に。これまではオーストリア大拡大の一択だったからねぇ。 constableの建設が始まり、財政は好転。
そしていつもは頼りになるカスティーリャがアラゴンに完全吸収される。
アラゴンはともかく、モロッコがここまでがんばったのは初めて見た。
北米はフランス、イングランド、アラゴンそして意外にもブルターニュががっちり固めているのでここに割っては入れそうもない。 南米とカリブ海の豊かな更地は全て植民完了したので、後は南米の貧しい南部を埋めた。 4つ目のNIとしてDeus Vultを取得。使う相手がアステカとインカしか無いのがなんとなくもったいない。 騎兵16000を揃えてアステカ・マヤへ宣戦布告。アステカが要塞を築いていてちまちま占領しては接収。数年に渡る侵略の後、首都のみ残してアステカと講和。
騎兵隊をとって返してインカに宣戦布告。こちらも要塞を築いていてなかなか前に進めない。 征服者がおらず、結局インカは未探索のまま攻め込むことになった。ver2.1から、戦争相手の未踏地には征服者無しでも進入・探索できるようになったのだ。とはいえ、周囲が見えず戦いにくいので可能なら先に探索しておくにこしたことはない。 インカは北部の1/3ぐらいを接収したところで、30000の歩兵との野戦に敗れ第1ラウンド終了というところ。
実は兄貴は貿易はほとんどしたことがない。今回暇が出たので自動送信を設定してみたら、儲かるわ儲かるわ、多少増減しながらついに月収益の主力となってしまった。
で、他にCoTは無いかなぁとマップを見ていたら(←台帳で探せ)、なんとイタリアが成立しているではありませんか!初めて見たヨー
この2プロヴィンス(ローマ、。ピサ)のみ。 せめて半島統一してから名乗れお( ^ω^)
インカ戦第2ラウンドは首都のみを残し全プロヴィンスを接収。 その後のナショナリズムに悩まされることに。
現金が余りだしたので工場を建てるが、readme.txtにあるように値段の上がり方が急になった。ゲーム終盤には1件あたり5000ダカットを超えた。 5つ目のNIは貿易に欲が出だしたのでNational Trade Policyを選択。 インカをサクっと併合してCoTゲット(`・ω・´)
収入ランキングを見ると、二位になんとブルターニュが来ている。
ブルターニュはヨーロッパでは初期領土のみを固く守っているが、北米の南半分をほぼ独占している。
ここでふと思いついた。せっかくNAなんだから、遷都を試してみよう。ポルトガルの収入のほとんどは中南米から来ている。ヨーロッパは初期領土のみで、このねじれを放置しておく手はない。安定度が豪快に-4されるが、試してみる価値はある。 遷都する前は年頭収入594ダカット(安定度+2) 遷都して安定度が回復すると、年頭収入662ダカット(安定度+2)となった。ただし安定度が回復する直前にインカ文化を受容したので、その分の収入増を割りひいて考えなければならない。とすると、遷都による収入増はさほどでもないようだ。地理的な影響も考えるべきだが、純粋に収入のことだけを見ると、安定度-4に見合うかどうかは今回は微妙なところ。 ちなみに遷都したのは中南米を繋ぐ要衝パナマ。
ブルターニュ領北アメリカが、一面反乱祭りになっている。手持ちの兵力が少なく抑え切れなかったようだ。 政府崩壊起こるかなぁ、と傍観していたら、いっきに十個近くのプロヴィンスがこちらに寝返ってきた。こんな連鎖反応は初めての体験。 その後も続々と反乱プロヴィンスが緑色になってゆく。なんだかVicの南北戦争の始まりみたいだ。
さてとりたててニュースも無いのだけれど、すごい人が出てきたのでちょっと紹介。
ポルトガルはずっとフランスに同君連合で従属していて、宣戦布告ができない。戦争する相手も特にいないので困らないのだけれど。ver2.1で導入された新ルール、「仲良かったら同君連合はそのまま続く」が適用されているんですな。ずっと自動的に続くのも困りものということで、同君連合間の関係をいっきに-100するイベントも用意されていて、これは二回起きた。
6つ目のNIにShrewd Commerce Practiceを取る。貿易が楽しいなあ←見てるだけだけど
やたらと反乱軍が強い。技術がそんなに遅れているのか?とフランス様の陸軍技術を見てみるとみごと30を突破している。そりゃそうだよなぁ、それぐらいいくよなぁ…ポルトガルはまだ23です。貿易もしっかりしてるし、黄金もざくざくあるのになんでこんなに遅れてるんだろう?
ver2.1じゃなくてNAリリース時の新ルールなんだけど、CoTの開放という概念がある。ヨーロッパの国は周囲のヨーロッパのCoTには自由に参入できるが、遠いアジアなどのCoTは「閉鎖」されている。そこで、CoTを持つ国との関係を改善して市場を開放するようお願いする。市場が開放されると初めて商人を送り込めるようになる。 じっさいにヴィジャヤナガールと明のCoTを開いてもらった。
あいかわらずCoTに商人を送り込むのに集中。
フランスとの関係が-100以下になり、同君連合が解消される。さらにver2.1での新ルール「関係がマイナスになったら同盟解消」が適用され、同盟関係も消滅。うーむ、これは痛い。ぼちぼちと関係を改善。
同君連合が解消されたことにより、自由に宣戦布告ができるようになった。というわけで、ずっと残ってたアステカを併合。CoTを入手し、さらに7つ目のNIにMerchant Adventuresを取り、商人が13人/年という完全な貿易立国に。
あちこちのCoTを開放させていると、18世紀後半からだんだんと競争力が落ちてきたのか各CoTの商人数がボロボロと減ってきた。これはいかんということで、思い切って陸海軍技術への投資を完全停止、政府、生産、貿易にのみ絞って投資することにした。領土ももうこれ以上増えないだろうし、反乱軍に悩まされることもあるまいという見積もり。 投資の限定は効果があり、絞った3つの技術がどんどん進んでいく。これで、戦争はできないが貿易にはそのうち勝っていけるだろう。 8つ目のNIにSmithian Economicsを選択。
19世紀に突入したが突発的事態は何も無し。平和な貿易国家ポルトガルである。 ところで、この時期意外と史実将軍が多い。実は陸軍国家ポルトガルなのだ(完全海軍主義だけど)。
投資をやめたポルトガルの陸軍技術が30に達するころ、フランス様は陸軍技術56まで行っていた。フランス様怖いヨー 9つ目のNIはScientific Revolution。いまさら…と思ったアナタは正しい。だってもう取るものが無いのです。
貿易国家としての最終スコアは以下のとおり。