西欧化を成し遂げた後、目標は西欧列強のアジア進出を防ぐことが第一となった。そのためには拠点を与えてはならない。つまり、残っている沿岸部の植民地を極力日本に染めること。要するに今までと同じ植民政策が続くのである。
用の済んだ中米のサユルテカスはスペインに売り払い、南太平洋諸島・オーストラリア・ニュージーランドと植民を続けた辺りでスペインとポルトガルがついにニューギニア近辺の島々に植民を開始する。しかし熱帯補正で植民地を維持できなくなって空白地に戻るところを横取りするなどしながら、シベリアを開拓していく。そんなことをしているうちにスペインとポルトガルは新大陸での新国家独立祭りに巻き込まれて、アジア進出どころではなくなっていく。
日本は1000Dを超える巨大市場に膨れ上がった摂津を独占することで収入面で上位に躍り出ると、ひたすら技術投資を続け、立てられる建物を全て建てて、国力を増強する。もはや日本に宣戦布告をしてくる国はなくなり、婚姻を求めてくる国が現れはじめた。今までろくに外交活動をしていなかった日本はこれを軽い気持ちで受けていたのだが、おかげでクメールの継承戦争をマジャバヒド+明と構えることになる。
もはや日本はただ制海権を取るだけの国ではない。陸軍技術に30以上ものレベル差を広げた日本にとって、明の大軍といえど敵では無かった。マジャバヒドからマラッカを明から江蘇の交易所を手に入れた日本は、ついに収入で世界一となる。
こうして異教・異端領土を始めて手に入れた日本だったが、既に革新政策がMAXとなっていたために改宗など全く考えられないため、異教・異端への寛容政策を国策で実施した。すると、これにより各地で州の改宗イベントが続発。微妙に儒教・仏教・ヒンズー教・スンニ派の混在する神道国になった。
最終的には全技術LV60を超えて、毎月の収入は600D以上、立憲君主国となった日本は国威100%でプレイを終えた。