EU3講座
EU3 Divine Wind とは†
EU3 Divine Wind(以下、略してEU3DW)は当wikiで紹介されているEU3の第四弾拡張パックで、「Divine Wind」の意味は「神風」である。発表によると日本では源氏や平家といった勢力が朝廷に影響を与えながら、日本の統一を競うらしい。このことから日本に対して力がそそがれていることがうかがわる。まさに神風が吹いたといえるだろう。ちなみに2010年12月に発売される予定。
公開情報†
20100909†
- 日本では四つの大大名の一つとしてプレイできる。朝廷に影響力を及ぼしたり、幕府を支配したりできる。
- 同盟や和平交渉条件の種類が増える。
- プロヴィンスには文化ごとに変わった種類の施設を建造できるようになる。
- 交易の仕組みをよりリアルに改良。
- 中国の王朝では、天命(正統性)を維持するために国内の派閥をうまく扱わなくてはならない。
- 50種類を超える「実績」を用意(ゲーム中にプレイヤーがある行動を取るたびに解除される)。
- マルチプレイでは32人まで参加可能。
- インストールにはこれまで発売された全拡張が必要。
- 開発は古参スタッフのBesuchovが手掛ける。
- HoI3やvic2開発時の経験を生かし、マップ画像をよりきれいに。
- プロヴィンスを少し追加。
- ユニット画像にサムライを追加(スイス衛兵も?)。
- 四人の大名たちは将軍の座を巡って争う。
- 将軍だけが外国と外交を行える。
- 将軍はAuthority(権威)という値を持つ。
- 将軍のAuthority値が上がったり下がったりすることで、大名たちが実行できる外交行動の種類が増える。
- ただし、大名たちは日本国内でしか外交はできない。
- 将軍のAuthority値が下がりすぎると、将軍の座を失う。
- 外国が日本に攻めてきたら、大名たちは結束して侵略者と戦う。
- 他のすべての大名を滅ぼした大名は、国名がJapanとなり、日本全土が中核州になる。
- 日本の勢力図が史実と異なるのは、史実通りにすると国内諸勢力が細分化されるから。また、大名家の滅亡や勃興(下克上)をEU3のゲームルールではうまく表現できないから。
- 史実とは異なるが、当時の時代の雰囲気を感じることはできるだろう。これに異論があるならば、MODで各自が気に入るようにしてほしい。
- MODで大名家を追加するのは簡単。
- 強大な国力を持つ中国の王朝をどう扱うかはEUシリーズにおいて重要な問題だった。
- 今回、Factions(党派)という仕組みを中国の王朝に埋め込むことにした。
- 登場するのは3党派。宦官党と寺院党と官僚党。
- 党派はそれぞれ影響力を持ち、一番強い力を持つ党が与党となる。
- victoriaの政党のように、どの党派が与党になるかによって、プレイヤーは行動を制限される。
- 党派の影響力は、君主の状態や内政スライダーによって左右される。軍事能力が高い皇帝は、好戦的な寺院党を勢い付かせるだろう。
- 中国にはCelestial Empireという政治体制が与えられる。
- Celestial EmpireではMandate of Heaven(天命)が重要となる。
- 天命を得ている皇帝は、臣下の支持を得て国内は平和に治まるだろう。天命を失うと、反乱が頻発し、安定度の回復もままならないだろう。
- 党派システムは他国でも流用できるが、今のところ中国のみに採用している。
- Achievement(実績)の仕組みを取り入れる。
- ゲーム中にある行動を取ると、実績を達成したとみなされる。例)欧州国家で最初に新大陸に到達する。
- 実績を達成すると、Paradoxポイントがもらえる。
- Divine Windには50の実績が用意され、合計1000ポイントを稼げる。
- ParadoxポイントはParadox Connectというユーザー参加型オンラインサービスで貯まり具合を確認できる。
- Paradox Connectは12月にベータ版が始動するだろう。
- 州の建物を大幅に見直すことにした。
- 州を対象にしたdecisionsは廃止し、建物に一本化する。その代わり、建物の建設にはmagistrate(役人)が必要になる。
- 建物は3種類ある。州ごとに建てられる通常の建物。国内に一個しか建てられない特殊で強力な建物。そしてマニュファクチュア(工場)。
- 通常の建物は、6系統ある。高レベルの建物を建てるには、低レベルの建物が必要。まずドックを建てなければ、造船所を建てられない。
- 建物によって州の役割を特化できる。マンパワーの多い州に徴兵センターを建てて軍都にしたり、税関を建てて商人の競争力を上げたりできる。
- decisionsの中にあった「道路網」は建物として登場する。
- 遊牧国家を大きく変え、独自の政治体制を追加する。
- 遊牧国家には戦時と平時の区別がない。他国は遊牧国家に対して防衛戦争か貢物を差し出すかの選択肢しかない。
- 遊牧国家との戦争は、戦時疲弊度に影響を与えない。
- 遊牧国家との和平交渉は存在しないので、遊牧国家から領土を奪うには、遊牧民の暮らす州に開拓者を派遣する。遊牧国家はこの開拓村を焼き払うことができる。
- 遊牧国家の軍は、自国領内の平原で戦うときは戦闘力と補給にボーナスを得る。
- 遊牧国家の軍は、他国の州に侵入すると、略奪で収入を得られる。また、military traditionも得られる。
- もちろん、遊牧国家が通常の文明国に変身することも可能。
開発日誌†
関連サイト†
公式関係†
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