EU3のCommonフォルダ内にtriggered_modifiers.txtというテキストファイルがあります。
これは特定の条件を満たした場合に発動する補正の発動条件と効果を定義するファイルです。
毎月1回チェックし、条件を満たしていれば補正が付与されます。 なお、基本的に国に対する補正です。付与された補正は、内政概要ページで確認できます。
基本書式は以下となります。
トリガーモデファイヤー名 = { trigger = { 条件 } モデファイヤー項目 = 値 icon = 値 # 内政概要ページで表示されるアイコンの種類。省略可能。 }
記述例です。
japanese_kyoto = { trigger = { num_of_cities = 4 # 領土が4プロヴィンス以上 owns = 1020 # 山城(京都)を所持 controls = 1020 # 山城(京都)を支配 primary_culture = japanese # 主要文化が日本 } prestige = 0.01 # 年間で1%国威が増加 stability_cost_modifier = -0.02 # 安定度コスト-2% icon = 9 }
なお、このファイルだけだと、内政概要ページで確認した際に、英語のままですので、 併せて、localisationディレクトリ内に、以下のような内容を記述したファイルを作成します。 (既存ファイルに追記でもいいですが、別ファイル作成したほうが管理が楽です。)
japanese_kyoto;京都上洛;;;;;;;;;;;;;x desc_japanese_kyoto;京都は数百年にわたり、日本の政治・日本の文化の中心地であった。我が国は、上洛を果たし、日本支配の為の権威を手に入れたのです。;;;;;;;;;;;;;x
上の行がタイトルで、下の行が説明文です。タイトルの前に"desc_"をつけると説明文になります。(※モデファイヤーの場合。他の項目でもdesc_をつけて説明文にするというのは多いですが、微妙に書式が違っている場合があるので、他の行を参考にしてください。)
おまけ。モデファイヤー項目の効果のチェックは、以下のようにプレイヤーのみ発動のコードを作ると確認が楽です。
effect_test = { trigger = { NOT = ( ai = yes } # プレイヤーのみ(=コンピュータ以外) } xxxxxxxxx = xxx }