1468年 4月1日深夜 植民地相、提督、元帥、ユタ(沖縄のシャーマン)、高級武官(タマネギ)などが列席
馬鹿野郎。寝てなどいない。今しゃべりかけるな。き、気分が優れぬのだ。
――直面しているのは、絶えず肛門をノックされる感覚・・・
(大)便意をもよおしているが、我慢すればあと3時間はごまかせるかも・・・ 嵐のように打ち寄せては消え、消えては波寄る エンドレスレインな苦しみと、密かな恍惚に耐えているのだ。
テクニカル的には、腹を圧迫しないように上体を起こしケツの穴を閉め 激しい波が来たら、左半身、右半身を交互にひねりながら、少し腰をくねくねさせるのがベストだが 表情筋が(;゜;ω;゜;)の為、居合わせる重臣にさとられぬよう、やむを得ず前傾姿勢で戦っているのだ。
厠に行ったら最後、「肛門様」などと陰で囁かれるに違いない。
しかし、それと並行して、これより大海へと向かう琉球の指針も シナプスが炎上しヘドバン火炎放射器寸前になるほど、大脳の宇宙を駆け巡っていた。 ――半ば無意識的にではあるが
ポリネシア商人から伝えられる情報が頭をもたげる……
そして、内部で広がる「思考の革命」のスピードが、 飛躍的に加速し、それは制御不可能な直情へと昇華した――
||インドってシベリアってタヒチってカリブに行くぞ!うおお!!
||「カリブでウッハウハ!勝ちまくりィ!モテまくりィーーーーーーーーーー!」
――先ほどまで、誰々はヤリマンだとか、何処其処の売春宿は、全員足がクサいだとか 会議とは名ばかりの雑談に堕していた重臣達は、あっけにとられた。
「これは回教徒技術者とポリネシア商人に作らせた最新の世界地図だ。〆(゚ε゚*). サササ」
||「イーチ!ニー!サン!琉球だけはガーーーーチ!!!」
直後、王は静かに糞を漏らした。
さて、大航海時代に入った琉球は、インドへと針路をとる。 超急いで向かう。 周辺諸国から、通行許可お断りの看板を出されてたからである。畜生。 探検家が無能だったこともあり、新しい土地の発見が全くない。マジでやる気ねえだろ。 コグ船団が、ほとんど息をしてないのに、のんびりクルージングってか。めでてえな。 野菜がないから壊血病で死ぬだろ。お前はクビだ。畜生。
なんつってるうちに、ゴグ船一隻沈没させながら、インド最南端を発見し
という条件で対戦相手を募集。
気付かなかったけどBBR10もらってんぞ!
いくばくかの守備隊を残して一同は、故郷に錦を飾った。 対外戦争初勝利に大いに沸く首里城。
礼節をもって国是とする琉球の王は 旧モルディブ王(モハメド・クェス・パラヤ一世トミーノ)も招き丁重に遇した。
琉球王と旧モルディブ王、並んで琉球相撲を観戦。
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琉球王は、故郷を懐かしんでいると慮り、親しげに旧王に言葉をかけた。
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次に琉球舞踊の女踊りを見せた。
琉球王は、躊躇いながらも再度旧王に言葉を投げかけた。
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いいんだね?殺っちゃって |
さて流刑。 首里からシベリアまで、一か月以上かかる。 モルディブ王と護送役の武官達は、退屈しのぎに しりとり、山手線ゲーム、お互いに好きな女を告白しあう等 以外にも親睦を深めあっていたが、 オホーツクに着くなり旧王はバーニングハンマーで気絶させられた後、 32文ドロップキック砲でゴグ船から極寒の地に打ち落とされた。
だが目をあけても
朝はもう来ない
モルディブ王よ
おまえはもう
ただの思い出にすぎないのだ
さらばモルディブ王
白銀の大地では
きっと貴公の頭が光輝くだろう