滅びなかった公国

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ブルゴーニュ公国旗
 

プレイ環境

はじめに 又は 序章(1363-1453)

ヴァロワ朝ブルゴーニュ公国の始まりは1363年までさかのぼる。 1361年にカペー家の血を受け継いだフィリップ1世が15歳で夭折すると、 ブルゴーニュ公領は一旦は仏王ジャン2世の手に返還された。 だが彼が2年後に息子フィリップ(2世)に公領を授与したことで、 ブルゴーニュ公位はヴァロワ王家へとその担い手を変えて存続する運びとなった。 1369年にフランドル伯女マルグリットと結婚したフィリップ2世は、 国王の近親として仏王シャルル5世及びシャルル6世を補佐したが、 やがて摂政の地位を巡ってヴァロワ家内部で激しい対立を引き起こす。 世にいうブルゴーニュ派対アルマニャック派の抗争である。 フィリップの息子ジャン1世の代になると、この抗争はさらに激化。 ジャンは1407年にアルマニャック派の旗手であるオルレアン公ルイを暗殺するも、 その12年後、アルマニャック派と結んだ王太子シャルル(7世)一派の手にかかり、 自らも命を落とす。 当時のフランスは百年戦争の最中であり、国内では英仏、そしてブルゴーニュの三者が 相互に睨みあっていた。 ジャン1世の息子フィリップ3世は、父を殺された恨みから当初は英国に組したが、 王位についたシャルル7世と後に和解。 彼の加勢によって戦局はフランス有利に進み、1453年に百年戦争は終結を迎えた。 政治的手腕に長けたフィリップ3世の元でブルゴーニュはヨーロッパ有数の強国に発展する。 だが、彼の跡を継いだシャルル1世の死によって公国は瓦解。 その領土はフランスとオーストリアによって分割されたのであった。

そんなブルゴーニュをプレイしてみました。 ブルゴーニュAARは、ヴァニラだと面白いブルゴーニュ百年戦争が既にあるので、 Magna Mundi Platinum 2を使って進めていきます。 このMODの紹介も兼ねることができたらと思います。 Wikiを編集するのは初心者に等しいので、何かと見苦しい点があるかと思いますが、 よろしくお願いします。

 

目次

第1章 フランスとドイツのはざまで(1453-1524)

 

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