最後の十字軍

前書き

おフランスあほすぎワロタ -- 2011-05-30 (月) 18:20:27

こんなこと言われてますが。

「く、くやしい・・でも十字軍しちゃう・・!」

十字軍はじまる

15世紀半ばの教皇庁

王様、これをご覧ください。 ゲーム開始時点でわがフランスは教皇の後見人になっております。

「すばらしいことだ。  ではさっそくオスマントルコに十字軍認定しよう。  滅亡したビザンツを復興させるという史実の(不発に終わった)第九回十字軍を成功させるのじゃ」

3万4000のフランス軍に攻城3というチート将軍をつけ、 サヴォア→ミラノ→ヴェネツィア→スティリア→ハンガリー→ボスニアと通ってオスマンを攻撃します。 なお、余った外交官をつかって隣国ブルゴーニュと婚姻。後顧の憂いはたっておきます。

「まだ外交官が余っておる。  そうだ、いいこと考えた、おまえポーランドとボヘミアに行け」

えーっ?? 同盟申請するんですかあ?

「フランスだけで十字軍するのは・・・寂しいもんな」

えー・・・ということで、こういう構図になりました。

フランス・ポーランド・ボヘミア・ハンガリーその他 vs オスマントルコその他

十字軍つづく

十字軍の効果

フランス軍3万4000がイタリアを通ってバルカンに進撃。 フランス本国では6000のカラビニエリ騎兵隊が数波にわたって徴兵され、相次いで前線に送られました。

「あっ、トルコ軍だ!」

ハンガリー領内でわがフランス軍とトルコ軍が交戦しました。 数では勝っているものの、トルコは将軍つきで士気が高いです。

「クルセイダーたちが負けるはずがあるめえ!」

勝利!

トルコ軍を粉砕しました! そのままボスニア領をとおってトルコ領に雪崩れ込みます!

「こっちは攻城3の将軍がいるのだ。  城規模1のプロヴィンスなんて一週間で攻略してやるわい」

面白いようにトルコ領を占領していく

おおお、いい感じじゃないですか!

「トルコ軍の主力が見えないな。  どこでなにをしておるんじゃろう」

どうやらハンガリーと遊んでるようですね*1。 今が絶好の機会です。 トルコ軍の主力が南下してくる前に、 バルカン半島のトルコ領を全部占領してしまいましょう!

「北からポーランド軍とボヘミア軍もきておる。  占領地をとられないように、重要な地点にはさきにフランス騎兵を配置したまえ」

らじゃーです。

王様、今回はなかなかの采配ぶりじゃあないですか。

「六回もリロードしたら、おまえ、そら賢くもなるわ」

セルビアの反乱、そして

げっ、王様!

「なんだなんだどした」

うちんとこが占領しているオスマン領セルビアで、ナショナリストが反乱をおこしました。

「ええい、うちの軍隊は占領作業で忙しいというのに・・・鎮圧しろ!」

あっ

「えっ」

北に転進した友軍がメフメト2世率いる敵軍主力を捕捉した

ぎゃー、メフメト2世がきた!

「うわー もうだめじゃー」

クルセイダーvsメフメト2世

(メフメト2世の肖像) メフメト2世はこのゲームでは偉大な将軍としても表現されている

「あわわわわ、どうしようどうしよう」

落ち着いてください、王様。 緒戦でトルコ軍を打ち破った戦果が効いているのか、メフメト2世の軍は2万弱しかおりません。 たいするこちらは騎兵中心の3万人。負ける道理がございません。

「ええい、フラグにしか聞こえんわい」

交戦!

「うわっ、こいつ、衝撃4もあるじゃねえか!*2

フランス軍の主力は占領作業で戦場に到着するのがやや遅れました。 いまは、騎兵中心の機動部隊がメフメト2世の南下を阻止しております!

・・・

うう、さすが衝撃4、わが軍が押されております・・・!

「はやく主力をメフメトに向けろ!  ここが勝負所だぞ! けっして退くな!」

分かっております。

占領作業中だったわが軍主力を転進、決戦地点に合流させます。

「はやく! はやく!  ハリーハリーハリー!  騎兵が溶けはじめておるぅううう・・・!」

**が決戦場となった

あっ

「どうした?」

やりました! メフメト2世が退却を開始しております! わがフランス軍の勝利です!

「追撃!」

こっちの士気も壊滅寸前なんですが・・・。

「かまわぬ! 追撃しろ!」

首都エディルネでの追撃戦で勝利

また勝ちました!

「メフメトのやつ、コンスタンチノーポリに逃げ込むつもりじゃ!  追え! 追ってトルコ軍を粉砕するのじゃ! 殲滅するのじゃ!」

あの、こちらの騎兵も士気は低下し、人員も規定数に足らず、もうボロボロなんですが。

「条件はあっちもこっちも一緒!  さあ、はやくメフメトを追撃してコンスタンチノーポリへ行くのじゃ!」

わ、わかりました!

十字軍、終わる

コンスタンチノーポリの決戦

げっ

「げっ」

王様ぁ! コンスタンチノーポリにはトルコの予備兵力がいるじゃないですか! 聞いてませんよ!

「兵力は一緒だ*3。ならば、  騎兵主体のフランス軍、歩兵主体のトルコ軍。  どちらが勝つかは一目瞭然。」

そう、うまくいきますかねえ・・・。

フランス軍、被害甚大

あー・・・

「・・・」

・・・

・・・サイコロの出目が悪いですねえ*4、こちらの被害が甚大です。

「あの、衝撃4がうざいんだよ!  何度やってもトルコに勝てねえんだよ!」

どうします? 幸いこの時点で戦果ポイントは50こえてますし、 ここは撤退して、和平の道を探りますか?

「いや、和平はこの決戦に勝利してからだ。」

勝てますか? もう兵力差で負けてきてるんですが*5

「戦場を決するのはかならずしも兵力差ではない。ほら、他にも重要な要素があるだろう?」

というと、・・・士気?

「そう、今こそ騎兵の衝撃力三倍が生きるときなのだ」

勝利!

わっ、ほんとだ!

「ほら、な! 見ろ!  勝ったじゃないか!  勝ったじゃないか!  勝ったじゃないか!」

なんで三回言ったんですか。

「大事なことだからです。」

ラテン帝国・・・じゃなくてビザンツ帝国

コンスタンチノーポリの決戦で勝利したので、和平交渉をはじめます。 というかもう戦争の継続は難しいです。不可能ではないですが。 決戦で士気も人員も大打撃をうけているので、回復するまで何ヶ月もかかります。 フランスは海軍に劣っているのでアナトリア半島に渡ることができません。 他方オスマントルコはアナトリア半島で徴兵して迅速に兵を揃えることができます。 このへんが潮時ですね。

「よきにはからえ」

おっけーっす

ビザンツ帝国が復興された

王様! ついに十字軍を成功させ、ビザンツを復興させましたよ!

「ちっさ!」

ちいさくないですよ、3プロヴィンスもあります*6。 他にも小さな独立国家をいくつか樹立しました。 バルカン南部にこうやってフランス傀儡のギリシャ系国家をつくることで、 次の十字軍がスムースにいくというわけです。

「ほほう、次というと、目標はあそこか?」

そう、あそこです。 われわれの聖地、エルサレムです!!!


*1 トルコのAIはまずハンガリーを攻撃するようになっている。
*2 将軍としてのメフメト2世の能力は、***。
*3 メフメト2世は二度の敗戦で兵力を損耗したが、アナトリア半島から補充した予備兵力でフランスと同程度の戦力を整えていた。
*4 しかもフランスは攻撃側なので地形ペナルティーがつく
*5 徴兵してから前線に派遣するまでの距離の違いで、フランスとトルコに戦力差が生じはじめている
*6 マケドニア、**、**の3プロヴィンス

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