しばらくは少々の平和な時が続く、この間に東の満州でナショナリズムが沈静化しつつあり安定してきたこと。 もう一つは西のカザフスタンが敗北以来反乱を鎮圧できず、遂に新オイラト族の独立を許したことだ。
このオイラト戦の最中、ついに豪将カイシャン将軍も亡き人となった。 もう40代になったハンクルボルギジン・カーンがその葬儀を執り行う。 その息子トルイももう14歳、成人を迎えようとしていた。
筆頭将軍はかつて若き頃チャガタイに辛酸をなめさせられたエルベグ将軍、 新人としてアルスラーン将軍(2/4/2/1)が就任した。 一つの時代が変わろうとしてた。