モンゴル再興 ~DWモンゴル汗国で世界帝国~

世界帝国を目指して1535年

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1536年 中央アジア、中華を諸地域はことごとくモンゴルのものとなった

ついに悲願の明に勝利し、中華全土、中央アジアを支配した我らがモンゴル。 アジア方面、モンゴルで言うところの「漢地」に関してはかつての元帝国と同等以上の支配域となった。 元々モンゴルも「元」の名を捨てていたわけでなく、クビライの治世ののち、明に北の地に追いやられても、「北元」を名乗り続けていた。

※実際の歴史でも北が滅ぶのは1600年代になってから

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遊牧民が西欧化するには8.0%のペナルティを背負わなければならない

オゴデイ・カーン誕生 1516年

その2年後、イェスン・カーンが逝去。 まさかの早世であった。 次代を継いだのはチンギス息子、オゴタイの名を継ぐ、オゴデイ・カーン。 7/4/7と、政治と外交に優れた若きカーンの誕生だ。

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期待の星、オゴデイ・カーン

彼は少年の時代から父イェスンの推し進める西欧化への施策を目の当たりにして育った。

父は勇猛であったが、けして愚かなカーンでもなかった。 かつて、モンゴル帝国が世界を席巻した時からはや300年の時が過ぎている。 欧州ではマスケット銃や大砲など、この300年の間に大幅な技術革新が進みつつあった事をイェスン・カーンは知っていたのだ。 だが一方、モンゴルはマングダイによる機動弓騎兵の戦術から何ら進化せず、変わっていなかった。 このままではヨーロッパの諸国に対抗することはできないだろう。 少なくともかつてのように縦横無尽に欧州を蹂躙することはできそうにない。 父の遺した計画、すなわちモンゴルの技術革新を成就する事を宣言し、玉座に座るオゴデイであった。

いよいよ西欧化の口火を切る時がやってきた。 しかしその前に中華全土で吹き荒れる反乱の嵐を鎮圧しなければ未来はない。 遊牧民の王の試練はいつもここから始まるのだ。

西欧化スタート 1516年

反乱の最中ではあったが、遂に条件がすべて満たされる。 オゴデイは高らかに技術革新令をモンゴル全土に布告した。 遊牧民の技術効率は10%であったが、これによりイスラム技術化したことで70%にまで一気に跳ね上がった。

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ついに西欧化への第1歩を踏み出した

だが同時に安定度-5、安定化費用+50%という重荷を背負うことになる。

苦難の時 1520年

なかなか安定度が上がらないなか、 ついに北京の中核化を皮切りに、徐々に華北諸州が中核州化し始める。 過剰拡大の悪影響が消えつつあり、それは同時に南の明、すなわち南明への侵攻計画を再開するときでもあった。

皇帝、天命を失い地に墜つ 1527年

長きにわたり抵抗を続けてきた南明の皇帝が遂に天命を失い、各地で反乱が勃発。 崩壊の時を迎えつつあった。

それとほぼ同時期にモンゴルは過剰拡大を解消。 遂に明の命脈を断つ時がやってきたのだ。

各地で西欧化に対する抵抗と政策への不満による無数の反乱が国内で頻発していたが南征軍を編成。 南明に侵入を開始する。

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天命を失った中華は自壊の憂き目にあう

明 壊滅 1534年

戦は圧倒的にモンゴル優勢で進んだ。 優勢というより、疲弊しきった明にははほとんど戦うべき明正規軍がいなかったため、ひたすら占領を繰り返していったというのが正しいかもしれない。 しかし、後方地域、ならびに新占領地での反乱の勃発、絶え間なく起こる鎮圧戦にこちらの厭戦感情もうなぎ上りという苦しい戦いになった。 だが7年もの長きにわたる征服戦争の末、遂に明は中原の土地すべてから追い出される。 雲南をはじめとした数州以外はことごとくモンゴルのものとなり、ついに皇帝はカーンに臣従する。 明は南方諸王朝に対する壁としての役割のためだけにモンゴルの属国として残されることとなった。

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もはや明が歴史の表舞台に立つことはないだろう

130年にも及ぶ明との対立はこうして幕を閉じた。 中華と呼ばれる土地すべては、モンゴルのカーンのものとなったのである。


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