スウェーデンは北欧帝国の夢を見るか


バルト海は俺の海

G:ぼちぼち17世紀だな。後225年くらいか? K:そう考えるとまだまだ先は長い……っておや。トヴェリからまた救援要請です。 G:相手は……ポーランド+オーストリアか。考えるまでもないな。 K:ですよねー。では参戦します。

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G:オーストリアとは白紙和平。ポーランドは全土占領の上、バルト海沿岸部+ウクライナの独立(地図の青の部分)で講和した。 K:……だんだん手抜きになってきましたね。 G:ここまで来ると、ポーランド相手じゃ盛り上がりようがないからな……。

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K:それにつけても中々悪評が下がりませんね……。 G:自業自得だとわかっちゃいるんだが。教皇庁の御者を維持するのも経費が馬鹿にならんから狙いづらいし。 K:色々メリットも大きいんですけどね。

K:っと、さっき独立させたウクライナから救援要請が来てます。相手はメクレンブルクですね。 G:……バルト海沿岸の国と黒海沿岸の国がなんで戦争してるんだ? K:……さぁ……? G:ともあれ、チャンスか。これで一気にバルト海を囲い込むぞ。 K:了解。では宣戦布告します。

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K:メクレンブルク戦終了。二州割譲で講和しました。 G:バルト海囲い込みも大分進んだな。 K:そうですね。とは言え大義名分がないですから、この後どうなるか。 G:んー……まあ、暫くは様子を見るか。焦る必要はないだろうしな。 K:はい。ところで、統治技術が25になったので、新しい国策が取れますけど。 G:んー……悩み所だが、積極的戦地任官*1にするか。 K:はーい。

K:っと、おお!? G:ん? どうした? K:はい、イベントが発生しました。 G:どんな。 K:ダンツィヒか戦争か。 G:ゲーム違ぇよ。*2 K:まあそれは冗談ですが。……いえ、あながち冗談にもなってないんですが。

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G:……これ、HoI2だっけ? K:EU3です、間違いなく。 G:あー……とりあえずもうちょっとで陸軍技術が25に上がるから、そうしたら仕掛けるか。 K:はい、了解です。

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K:ついてきたマイセンを属国化、ボヘミアからシレジアを独立、そして。ポーランドからダンツィヒを含む4州を割譲させました! G:よしよし。後はメクレンブルクをどうにかすれば、バルト海囲い込みは完成だな。 K:すっかり大帝国ですねー。 G:まぁなぁ。とは言え広いせいで、コンパクトに纏まってて大軍事力のフランスとかは相変わらず不気味な存在なんだけどな。 K:そうなんですか? G:1605年時点の集計だが、総兵力はカスティーリャがおおよそ19万でトップ。オスマン帝国が16万、フランスが15万で追随して、我がスカンジナビアは13万で4番手だ。 K:あれま、意外ですね。 G:まあそれでもカスティーリャは海外領土が多いだろうから一概には言えないんだけどな。 K:フランス、オスマン辺りは注意してて損はない、と。 G:そういうこった。

三日月の旗に叛いて

K:無駄に大仰なサブタイが……。 G:いよいよオスマン帝国にケンカ売ってコンスタンティノープルを取り返そうってぇ意気込みだよ。 K:そりゃ分かりますけど。勝てます? G:圧勝は無理だろうな。技術格差はキプチャク・ハンほどにはないし。 K:となると……ようするに掠め取りが目的ですか。 G:飛び地と結構接してるってのもあるからな。そっちを抑えて、ついでにバルカン半島に地歩を確保できれば御の字だ。 K:なるほど。

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G:んで、こうなった。 K:また手抜き!? G:いや、なぁ。キプチャク・ハンの通行許可取ってバルカン半島からコンスタンティノープルまで占領、したところで5万の騎兵がお出ましになったんで講和、ってぇ流れはあるが。延々時間と文章量をかけるほどのもんでもなし。 K:まーそーかもしれませんが。 G:やっぱ正面兵力の増強はぼちぼち考えるべきかねぇ。 K:そうじゃないですかね。 G:歩騎砲しかないからあんまり編成とか考える余裕がないのが寂しいところだけどな。

英斯戦争

K:その後は概ね何事もなく1614年まで。 G:うむ、そろそろ動くべきか。 K:と言いますと。 G:オークニーの領有権問題を解決しておきたいんだよ。中核州をいつまでも取られたまんまなのも業腹だ。 K:え゛ー、きつい相手じゃないですか? G:ヴェネツィアと血みどろの争いをしてたせいか、海軍力が大幅に低下してるんだ。チャンスは今を於いて他にはない。 K:こっちもそこそこ増強してましたし、そうかも知れませんね。それじゃ、いきます!

K:向こうはイギリス、ブルゴーニュ、アラゴン、ホラントですね。こっちはスカンジナビア、ブランデンブルグ、ウクライナ、そしてカスティーリャがこっちについてくれました。チューリンゲンが同盟履行拒否しましたけど、これはどうでもいいですね。 G:カスティーリャがついてくれただけで十分だ。植民地戦争はあっちに任せて、こっちは本土だけ狙おう。 K:了解です。

K:おや。 G:どうした。 K:オランダに中核州宣言のイベント*3がでました。 G:ラッキーって言っていいのかな。 K:ともあれ、ホラントは全土占領、ヌナヴィックの割譲と属国化で講和です。 G:後は外交併合するか、場合によっては強制併合でもいいな。まあその辺は後で考えよう。イギリスはどうなった? K:少しずつ押してます……けど、3万とか2万とかの部隊が見えますね。騎兵2万+歩兵2万ではそろそろ限界かもしれません。 G:んじゃ、そろそろ手打ちにするか。

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K:オークニーを含む三州割譲で講和しました。 G:よしよし。後は現地で徴募して、5~6万の兵力を用意しておくか。 K:次の戦争の為に? G:次の次の戦争の為に。 K:……。 G:……なんだその眼は。

拡大する帝国

K:えー、1620年ですが、統治技術が27になったので、「絶対王政」に政治形態を移行しました。 G:スライダーに一切制限なし。戦争中心で考えるならベストの政治形態かもな。 K:それから1625年にはホラントを強制併合。ホラントと同盟を結んでいたためにカスティーリャとも戦争になりましたが、こちらとも一州割譲+グラナダの独立で講和。 G:ビスカヤは正直位置的に微妙なんだが……まあ牽制にはなるか? K:1626年にはメクレンブルクを併合。これでバルト海沿岸部は全てスカンジナビアの領土となりました。 G:スウェーデンで出発してようやくここまでか。 K:まあ哨戒しないと海賊はどっからともなく湧いてくるんですけど。 G:言うなよ、そういうことは……。 K:で、「境界線をめぐる争い」が発生したポーランドをぼこったり、ペルシアをぼこったり、キプチャク・ハンをぼこったりしてるうちに……。 G:うん、こうして文章にしてみると戦争ばっかだな。 K:そーゆーゲームですからしょうがありません。ついでに言えば勝てる相手ばっかりですから改めて書くような内容もないですし。 G:強いて言えば、ペルシャ相手に紅海沿岸部を奪ったけど、「東インド会社」の条件は満たせなかった、ってことくらいか? K:もっと東でないとダメみたいですね。 G:んむ。でまあ、1633年だが。 K:はい、対抗宗教改革の終結が発生しました。 G:……また宣教師に苦労する日々か……。 K:どうすればいいんでしょうね、これ。 G:国策でなんとかするしかないかなぁ。

反乱祭り

G:げっ。 K:ちょっと油断してましたね……。

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G:まずいな、国威低下も辛いが、それ以上に寛容度-3がきつい。 K:カトリック州全部で暴動率+3%に等しいですからねー。 G:ヴェネツィアに教皇庁の御者取られてた+ヴェネツィアと仲が悪い+教皇庁と仲が悪いのトリプルコンボか。 K:キプチャク・ハンやペルシアにかまけててこっちの方の対策が疎かになってましたからね。 G:過ぎたことは仕方がない。が、二度目は起こさないぞ。教皇庁との関係改善+教皇庁の御者を得るための働きかけをしてくれ。 K:はぁ。でも1650年以降は破門ってできないようになるんでは? 今1644年ですよ? G:……とりあえず、その方向でやってくれ。 K:ま、了解です。ところでヴェネツィアは? G:潰す。そのうちに、だがな。 K:あはは(苦笑)

K:ところで、1644年に新しい国策が取れるようになりましたが。 G:神の福音かな……って、ん? 内閣*4が取れるじゃないか。これにしよう。 K:相変わらず評判10前後をいったりきたりですもんね。 G:……まあな。

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G:ちなみに、東の方は1647年段階でこんな風になってる。 K:陸路でインド到達ですからね……。 G:ちょっとやりすぎた気はしないでもないな……。ちなみにインド近くの海港を取ったからか、それともCoTを取ったからか。無事東インド会社は設立できた。 K:ついでに、ペルシアが首都を移転した、んですが。 G:が? K:その先が、「マーザンダラーン」でして。 G:……カイ=ホスローの王旗が翻って蛇王の軍勢が逃げまどいそうな地名だな。

G:さて、簡単に現状を纏めようか。 K:はい、17世紀半ば、我々スカンジナビアは東ヨーロッパに大帝国を築き、東端はインド西部に到達しています。 G:ヨーロッパではドイツ諸侯は相変わらずドンパチやってる。オーストリア、ハンガリー、ボヘミア辺りが頭一つ抜けた存在か。 K:イタリアはヴェネツィアがほぼ完全制圧。イタリア化には恐らくリーチの状態です。 G:ただ、俺らが教皇領に保護を掛けてるせいで、そこがネックになってるな。 K:フランスは、ブルゴーニュの衰退とも相まって西ヨーロッパ最強の存在です。 G:カスティーリャとの戦争でイベリア半島北部も制しているからな。 K:総兵力では我々の方が上なんですが、こっちは各地に戦力を散らしている関係上、純然たる正面戦力ではフランス有利です。 G:非常に警戒しなけりゃならん相手というわけだ。 K:ポルトガルは実質新大陸国家と化しています。カスティーリャとイギリスはいずれも海外に大植民地を持つ存在ですね。 G:北アメリカは実質イギリスとポルトガルが、中部はカスティーリャが強いな。南部はカスティーリャとイギリスが入り乱れている。 K:あと東アジアでは明が元気です。朝鮮は朝鮮半島から叩き出されて東南アジアの一島国になってました。 G:……おーい。 K:インドではヴィジャヤナガルが元気でしたが、反乱祭りで崩壊。また分裂状態に逆戻りしてます。 G:キプチャク・ハンとペルシアは死に体。我々の当面の相手はオスマン帝国、ってとこか。 K:ですね。では次は17世紀後半。まだまだ国土は拡大していきますよー!


タイトル未定に続く


*1 陸軍の伝統+1/年。優秀なリーダーを取りやすくなる為、地味に大きい
*2 HoI2で1939年に発生するイベントの名前。大抵の場合、このイベントによって第二次世界大戦に突入する。
*3 「境界線をめぐる争い」
*4 評判-1/年

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