スウェーデンは北欧帝国の夢を見るか


「神聖でもなければローマ的でもなく、ましてや帝国ですらない」

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K:新しい神聖ローマ皇帝が選出されました。 G:よりによってカスティーリャかよ。最大版図を誇る大帝国だぞ? K:ちょっとドイツ諸侯には手を出しづらくなりましたね。 G:まあそこら辺は割とどーでもいいんだが……しかしこの名前って? K:ご推測通りです。女性ですよ。 G:いいんか、それ。 K:……いいんじゃないでしょうか。 G:まあ、いいか。それはさておいて、だ。

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G:HRE*1に加盟できるんだな。 K:条件は緩いですね。でも、入るんですか? G:調べてみたら、首都がHREに加盟していれば、HREの一員として扱われて……神聖ローマ皇帝になれる可能性があるんだよな。 K:はぁ。 G:まあ属国のブランデンブルクが選帝侯だし、狙ってみるのも悪くはなかろ。というわけで、カスティーリャとの関係を改善していくぞ。 K:了解です。まあ、カスティーリャを味方につけるのは悪くない選択ですしね。

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K:関係改善後、最短ルートでストックホルムをHREに加盟させ、神聖ローマ帝国の一員となりました。 G:早いなヲイ。 K:元々カスティーリャとそれほど仲が悪かったわけじゃないですしね。NA以前なら面倒だったんでしょうが、INなら地方政策で任意に決められますし。 G:まあ、後は選帝侯に工作していくだけか。 K:ですねー。ちょこちょこ贈り物とか仕掛けていきます。 G:頼んだぞ。

ナポレオン・ボナパルトによろしく

G:国威は結構上がったんだが*2、徐々にすり減ってくからなぁ、こーいうのは。 K:自然減に加えて、イギリスがこちらの中核州を握っています*3から、-5.3%ですね。 G:まあ政策で+2%があるから-3.3%だが……とはいえ、色々有利だから高めを維持するに越したことはないんだけどな。 K:ですねー。ところで、陸軍が22に到達しましたよ。 G:おお、やっとか。これでカラコル騎兵*4が使える。 K:では、そろそろ仕掛けますか? G:ああ、いい頃合いだろう。トヴェリに宣戦布告して、キプチャク・ハン国を釣るぞ。 K:了解です。

G:さて、トヴェリはとっとと首都占領して賠償金+αで手を打ったが、問題はこっちだな。 K:ある程度占領しましたが、そろそろ敵の主力が見えてきました。歩騎合わせて2万、なんて部隊も見受けられますね。あと砲兵もちらほら。 G:硬い前衛のいない砲兵なんぞカモと変わらんからどうでもいい。しかし、この数はやはり厄介だな。 K:どうします? G:んー……今回は適当なところで手打ちだ。そもそもアストラハンと連結するのが最大の目的だったからな。 K:了解。では回廊部分を含む4州割譲で打診します。

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G:まーしかし。じりじりと押していくにしても全体に貧しい州が多くて自然消耗が馬鹿にならん。きついなこりゃ。 K:これ、冬は余計にですよね……。 G:全くだな。焦らず、少しずつ進むしかないか。

東欧始末記

K:と、急報です。 G:をい、さっき戦争終わったばっかりだぞ。 K:と言われましても。リトアニアがトヴェリに宣戦布告しました。 G:あー、そういや戦争後にトヴェリに保護をかけてたっけか。 K:どうしますか? リトアニアはポルトガル及びハンガリーと同盟していますが。 G:……ん、ハンガリーはともかくポルトガルがな……だが、いい機会だ。リトアニアに宣戦布告しよう。 K:了解。では、保護を名目にリトアニアに宣戦布告します。

K:さて、例によって植民地がガンガン奪われてます。 G:もうその辺は目をつぶる。適当なところでポルトガルとハンガリーには降りて貰おう。主敵はリトアニアだ。 K:はい。……とか言ってる間に、ポルトガルから使者がきましたよ。 G:痛み分けか。 K:植民地奪われてますから、実質ポルトガルの丸得ですけどね。 G:まあ、これ以上やりあう余力もない。それでいいさ。 K:了解です。

K:ポルトガル脱落からおおよそ二か月。リトアニアの3プロヴィンスを全て占領しました。 G:じゃあ、属国化で手を打ってくれ。 K:はーい。 G:これで、リトアニアは脱落。そのうち併合するとして……あとはポーランドをどうするかだなぁ。 K:大義名分がありませんしね。 G:ウナム・サンクタムとってもポーランドはカトリックだしなぁ……まあそのうち考えるか。

無理なことは口にするものではない

K:カスティーリャとの同盟とかポルトガルの新大陸移転とか、色々ありますねー。 G:そーいやカスティーリャもスカンジナビアも女帝なんだよな。 K:女帝同盟ですか。なんかロマンですね。 G:世界の一二を争う大国がどっちも女帝、で同盟……。 K:……まるでラノベですね。 G:まあ気にしててもしょうがない。それよりも、軍備はどうだ? K:あ、はい。歩兵の徴募や騎兵のカラコル騎兵への置き換えなんかは順調ですけど……。 G:うし。じゃ、そろそろまたキプチャク・ハン国へ仕掛けるか。 K:……おとなしくするって言ってませんでした? G:忘れたな。

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G:というわけで、今回はこんな感じだ。 K:……だんだん手抜きになってません? G:と、言ってもな。こっちも人的資源が10万越えて、枯渇に怯える必要もない。加えて総兵力はほぼ互角で、技術格差もあるとくれば……。 K:まあ勝てない方がおかしいと。 G:そういうことだ。ちなみに、今回取ったのは金山のあるプロヴィンス2つだ。 K:加えて、黒海沿岸、ですね。 G:南方進出、と言いたいが、どーせ出入り口をオスマン・トルコに抑えられてるからなぁ。 K:キプチャク・ハンと違って技術が立ち遅れてませんからね。 G:次の強敵、だろうな。先は長いな。 K:まだまだ時間もありますからね。じっくり行きましょう。 G:そうだな。

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G:んで、五年後K:イヤイヤイヤ。飛ばしすぎでしょう……。 G:いや、イベントなし+戦闘自体は楽勝、だからなぁ。カスティーリャが結構付き合ってくれるのがせめてもか? K:はぁ。ところでこれ、キプチャク・ハンの首都を包囲してますよね? G:んむ。だがあんまり効果ないっぽいな。 K:そうなんですか? G:INで海外領土の定義ができたからなぁ。首都と連絡が切れただけじゃペナルティがそんなにつかないっぽい。 K:それは残念。っていうか、これ、守りづらいよーな……。 G:ま、細かいことはあとで考えよう。ぶっちゃけ、キプチャク・ハンだけならどうとでもなる、って状態だしな。 K:まーそーですが。

栄光の時代

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G:さて、1591年、マルガレータ1世が崩御、フレデリク2世が即位した。 K:軍事が若干低めですが、有能ですね。 G:んむ。これでずっと保留にしてた各種政策にとりかかれるぞ。 K:はい。教育法*5司法制度法*6を導入します。 G:あとは……効果が薄いか、まだ取れないものばっかりだな。 K:東インド会社はなんとかしたいですが……。 G:遠いんだよなぁ。まあ、喜望峰回りで植民地作るより、キプチャク・ハンの領土を打通した方が早そうだが。 K:ですねぇ……っと。リトアニアが併合に同意しました! G:おっ、君主が代わった効果がでたかな。 K:かも知れませんねぇ。

G:とはいえ、BBRが10前後を行ったりきたりはあんまり精神衛生上よろしくないな。 K:まあ悪名低下の専門家を雇ったりしてますが、こればっかりは時間が……え? G:どうした? K:えーっと……これです。

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G:いやはや、まさか本当に選ばれるとは。 K:色々工作してた甲斐がありましたねー。 G:んむ。後は頑張って帝位を維持したいところだな。 K:ですね。

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G:さて、今回はあっさり気味だが、1595年の世界情勢を見て終わりとしよう。 K:カスティーリャが植民地を大幅に伸ばしています。一方、ポルトガルはアメリカ大陸の国家となりました。 G:イタリアはヴェネツィアがほぼ完全に抑えている。残ってるのは教皇領だけだな。 K:トルコはマムルーク朝を飲み込み、一大パワーとなっています。 G:中東ではペルシアが勢力を伸ばしているな。この二国が今後の障壁となるだろう。 K:では、この辺で。次回は17世紀突入です。

コメント返信

R:ゲームもいよいよ折り返し地点ですね。 S:国土が広がって、兵力が足りないとひーひー言ってる状況ッスね。 R:東西に長いので、片方でコトが起こると反対側の兵力がたどり着くのにどうしても時間がかかりますからね。 S:かといって、中途半端な兵力だと中央の大兵力を有する国家の相手が辛い、と。 R:悩ましいところです。

植民地での戦闘は逆に利用できて、騎兵送り込んであらかじめ原住民死滅させておけば植民の確立上がりますよ

R:「分かってはいるが、あまりやりたくない」 S:まー、非効率なのはわかってるんスけどね。 R:あと、新大陸の争いは相応の兵力を貼り付けてはおけないのが悩みどころです。 S:やっぱメインの相手はキプチャク・ハンッスからねぇ……。

今更ですが、カトリックンのままでいくなら国策「神の福音」がおすすめです。効果はこの辺この辺

R:情報、ありがとうございます。 S:実際、次の国策をとるときは頭をよぎるそうッス。 R:革新主義に寄せている関係で、宣教師がいませんからね。結局は陸戦を重視して他の国策を優先するそうですが。 R:さて、それでは場を先輩方にお返しいたしましょう。次回は17世紀初頭。スカンジナビアの黄金期と呼ばれる時代、なのかも知れません。


タイトル未定に続く


*1 Holy Roman Empire:神聖ローマ帝国
*2 神聖ローマ帝国に加盟、の地方政策をとると、国威が+2される(ちなみに神聖ローマ皇帝の国、今回の場合カスティーリャは国威+5)
*3 グレートブリテン島北東の島であるオークニーがそう。ノルウェー文化の州であるため、スカンジナビア化によって中核州になっていた
*4 ラテングループ待望の次世代騎兵。ただ、能力は平均的
*5 国税収入が減る代わりに、技術コストの低下、及び国威ボーナス
*6 国税収入が減る代わりに、暴動リスクの低下、及び外交官の増加

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